2024年のあじさい
厳しい暑さでも例年通りの綺麗さ・見頃に

今年のあじさいは綺麗だったかについて、2024年7月25日にスマホアプリの利用者を対象にアンケート調査を行いました。（回答項目「いつもより綺麗だった」「いつもと同じ」「綺麗ではなかった」「わからない」／回答人数8,672人）

その結果、各地域で「いつもと同じ」の回答が約6～7割、「いつもより綺麗だった」の回答は1割強となりました。

見頃期間の長さについて、2024年7月26日にスマホアプリの利用者を対象にアンケート調査を行いました。（回答項目「長かった」「短かった」「例年通り」「わからない」／回答人数6,763人）

その結果、こちらも「例年通り」の回答が5割の結果となりました（北海道は調査期間中、広く見頃だった為、沖縄は見頃をとっくに終えており覚えていない可能性があり「わからない」の回答が多かったと考えられます）。

東日本・西日本では、見頃を迎える5月中旬～6月にかけては平年より気温が高かったものの、日照時間が平年並みだったため、綺麗さや見頃期間は例年と同じくらいだったと考えられます。

一方、6月～7月に見頃を迎える所の多い北日本では、気温が平年よりかなり高くなりました。日照時間も多かったため、北海道の一部では見頃の期間が例年より短かったところもありました。

見頃期間の早さについて、2024年7月27日にスマホアプリの利用者を対象にアンケート調査を行いました。（回答項目「早かった」「遅かった」「例年通り」「わからない」／回答人数6,407人）

その結果、全国平均で「例年通り」の回答が5割でした（北海道は調査期間中、広く見頃だった為、沖縄は見頃をとっくに終えており覚えていない可能性があり「わからない」の回答が多かったと考えられます）。

真花を知っているかについて、2024年7月28日にスマホアプリの利用者を対象にアンケート調査を行いました。（回答項目「今年に知った」「以前から知っていた」「知らなかった」／回答人数6,624人）

その結果、全国の回答で「以前から知っていた」が約5割でした。

てまり咲きと額咲きのあじさいにそれぞれ分けて、「真花の開花してる？」と「色付いてる？」をスマホアプリの利用者を対象にアンケート調査を行いました。

その結果、てまり咲きに比べて額咲きのあじさいの方が、開花や色付きのタイミングが少し早いことがわかりました。

東日本や西日本では、開花に影響する時期の気温は平年よりかなり高くなりましたが、日照時間は平年並か平年より少なくなりました。

平年より早く開花したところが多く、松山や佐賀では史上最も早い観測となりました。ただ、東京や津など一部で平年並のところがありました。

北日本は開花に影響する時期の気温が平年よりかなり高く、日照時間も多くなりました。

平年より10日以上も早く開花するところが多い結果となりました。
» 関連記事　都道府県別　紫陽花の開花日予想と観測日(2024年)

ウェザーニュースでは、真花の開花において気温や日照時間が重要と見ています。まだ解明できていないことが多々あるので今後も予想できるように検証を行っています。
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色付き・開花の調査概要

質問：今年のあじさい綺麗だった？
調査日：2024年7月25日 6時〜21時
回答者数：8,672人
選択肢：いつもより綺麗だった、いつもと同じ、綺麗ではなかった、わからない

質問：あじさいの見頃期間の長さは？
調査日：2024年7月26日 6時〜21時
回答者数：6,763人
選択肢：長かった、短かった、例年通り、わからない

質問：あじさいの見頃は早かった？
調査日：2024年7月27日 6時〜21時
回答者数：6,407人
選択肢：早かった、遅かった、例年通り、わからない

質問：あじさいの真花（しんか）知ってた？
調査日：2024年7月28日 6時〜21時
回答者数：6,624人
選択肢：今年に知った、以前から知っていた、知らなかった

質問：あじさいの真花開花してる？(第1〜4回)
選択肢：２、３輪以上咲いてる、１輪咲いている、まだ開花していない

質問：あじさい色付いてる？(第1〜4回)
選択肢：まだ、色付きはじめ、まもなく見頃、見頃

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写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）
いかるんるんさん