6月の日本 気温はまた平年上回る 梅雨入り遅れも雨量は多い
梅雨入りが遅れ晴れて暑くなる
都市化の影響が比較的小さい全国15か所の代表地点(※)の観測値による、6月の日本の平均気温偏差は+1.13℃でした。(29日までの速報値)
5月に比べると若干平年との乖離が大きくなり、平年よりも高い状況は17か月連続に伸びました。観測史上2番目に高かった昨年とほぼ同じ水準になる見通しです。
夏の太平洋高気圧はそれほど勢力を広げなかったものの、大陸方面から暖かな空気が流れ込むタイミングで気温が上昇しました。12日(水)には福島県で今年全国初となる最高気温が35℃以上の猛暑日を観測し、14日(金)には全国418地点で真夏日となっています。梅雨入りが遅れて、晴れた日が多かったことも、気温の上昇に寄与したとみられます。
※算出に使用している地点
網走、根室、寿都、山形、石巻、伏木、飯田、銚子、境、浜田、彦根、宮崎、多度津、名瀬、石垣島
5月に比べると若干平年との乖離が大きくなり、平年よりも高い状況は17か月連続に伸びました。観測史上2番目に高かった昨年とほぼ同じ水準になる見通しです。
夏の太平洋高気圧はそれほど勢力を広げなかったものの、大陸方面から暖かな空気が流れ込むタイミングで気温が上昇しました。12日(水)には福島県で今年全国初となる最高気温が35℃以上の猛暑日を観測し、14日(金)には全国418地点で真夏日となっています。梅雨入りが遅れて、晴れた日が多かったことも、気温の上昇に寄与したとみられます。
※算出に使用している地点
網走、根室、寿都、山形、石巻、伏木、飯田、銚子、境、浜田、彦根、宮崎、多度津、名瀬、石垣島
西日本から関東は雨の多い6月
7月以降も気温の高い傾向は続く
7月は中旬までに西日本、東日本の広い範囲で梅雨が明けるとみられ、夏の暑さをもたらす太平洋高気圧は平年よりも北西への張り出しが強まる見通しです。7月以降も全国的に平年よりも気温の高い状況が続き、場合によっては昨年に匹敵するような猛暑となる可能性があります。
梅雨が明けるまでは梅雨前線の活動が活発になり、その後も西日本を中心に湿った空気が流れ込みやすくなるため、降水量は平年並みか多い予想です。
暑さと強い雨の両方に注意が必要な夏になるとみられます。
» この先の天候 長期見解
梅雨が明けるまでは梅雨前線の活動が活発になり、その後も西日本を中心に湿った空気が流れ込みやすくなるため、降水量は平年並みか多い予想です。
暑さと強い雨の両方に注意が必要な夏になるとみられます。
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