エルニーニョ現象
まもなく終息の見通し ラニーニャ発生の可能性が高まる(エルニーニョ監視速報)
海洋と大気の状態がエルニーニョの終息を示唆
4月のエルニーニョ監視海域の海面水温の基準値からの差は+0.8℃で前月に比べて0.4℃下がりました。エルニーニョ現象発生の判断に使用している5か月移動平均値の2月の値は+1.7℃で、去年4月から11か月連続して+0.5℃以上となっているものの、12月までの最大の+2.2℃を下回っています。
太平洋赤道域の海洋表層の水温は中部と東部で平年より低くなりました。
太平洋赤道域の日付変更線付近の対流活動は平年並で、中部太平洋赤道域の大気下層の東風(貿易風)は平年と同程度となりました。
このような海洋と大気の状態はエルニーニョ現象時の特徴が弱まりつつあることを示していて、昨年の春から続いているエルニーニョ現象は終息に向かっていると考えられます。
太平洋赤道域の海洋表層の水温は中部と東部で平年より低くなりました。
太平洋赤道域の日付変更線付近の対流活動は平年並で、中部太平洋赤道域の大気下層の東風(貿易風)は平年と同程度となりました。
このような海洋と大気の状態はエルニーニョ現象時の特徴が弱まりつつあることを示していて、昨年の春から続いているエルニーニョ現象は終息に向かっていると考えられます。
ラニーニャ現象が発生する可能性も
エルニーニョが解消しても海面水温は高温傾向
エルニーニョ現象は世界的な高温傾向の一つの大きな要因になっています。ただ、それ以外の海域も海面水温の高い状況です。
エルニーニョ現象が解消しても、この傾向はしばらく続くとみられます。日本でも5〜7月の気温は平年より高くなる見通しで、夏の気温は全国的に平年より高い猛暑の予想です。
今後の天候に大きな影響を与える海の変化が引き続き注目されます。
» この先3か月の長期予報
エルニーニョ現象が解消しても、この傾向はしばらく続くとみられます。日本でも5〜7月の気温は平年より高くなる見通しで、夏の気温は全国的に平年より高い猛暑の予想です。
今後の天候に大きな影響を与える海の変化が引き続き注目されます。
» この先3か月の長期予報
出典
気象庁
お天気ニュース
各エリアの天気予報
アクセスランキング
アメダスランキング
気温
降水量
風
降雪量
湿度
順位
地点
観測値
警報・注意報の履歴
お天気ニュース
- 天気メニュー
- レーダーコンテンツ
- 防災・減災メニュー
- 自然・季節・レジャー情報
- 便利なメニュー


