「そのまま保存」or「茹でてから」? 旬のエンドウ豆類の保存テクニック
栄養価が微妙に異なる3種
「エンドウを若いうちに収穫してサヤごと食べるものがキヌサヤ、エンドウの豆をある程度大きくして、完熟する前の柔らかい状態で収穫するものがグリーンピース、グリーンピースをサヤごと食べられるように品種改良したのがスナップエンドウで、もとは同じマメ科エンドウ属でごく近縁関係にあります」(吉田さん)
しかし、これらには栄養成分で微妙な違いがあるそうです。
「キヌサヤはβ-カロテンとビタミンC、ビタミンKが他のものに比べて多くなっています。一方、グリーンピースはビタミンB1、葉酸が最も多く含まれています。特にブドウ糖をエネルギーに変え、疲労回復効果が期待できるといわれるビタミンB1は、キヌサヤの2.6倍、スナップエンドウの3倍含まれています」(吉田さん)
しかし、これらには栄養成分で微妙な違いがあるそうです。
「キヌサヤはβ-カロテンとビタミンC、ビタミンKが他のものに比べて多くなっています。一方、グリーンピースはビタミンB1、葉酸が最も多く含まれています。特にブドウ糖をエネルギーに変え、疲労回復効果が期待できるといわれるビタミンB1は、キヌサヤの2.6倍、スナップエンドウの3倍含まれています」(吉田さん)
保存するなら茹でてからがおすすめ
油を入れた固ゆでで冷凍保存を
たくさん手に入った場合は、冷凍保存がオススメです。
「冷凍すると1ヵ月ぐらいは保存が効くので、お弁当の彩りなどに使うには最適です。
冷凍する場合は、茹でる湯に塩とサラダ油やオリーブオイルを少し入れると、冷凍しても色が保たれ、お互いがくっつきにくくなります。この時、冷蔵と同様に固茹でしたら、しっかり水分を切ること。油の効果でくっつきにくいというものの、水分が切れていないと氷がついてくっつく原因となります。
チャック付き保存袋などに入れて保存すれば、使う際には解凍せずにそのままさっと加熱するだけでいいので、とても便利です」(吉田さん)
やわらかくてしなやかなキヌサヤ、スナップエンドウ、そして甘みがあってみずみずしいグリーンピース。旬のエンドウ豆類を上手に保存・調理して春の食卓に彩りを添えましょう。
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「冷凍すると1ヵ月ぐらいは保存が効くので、お弁当の彩りなどに使うには最適です。
冷凍する場合は、茹でる湯に塩とサラダ油やオリーブオイルを少し入れると、冷凍しても色が保たれ、お互いがくっつきにくくなります。この時、冷蔵と同様に固茹でしたら、しっかり水分を切ること。油の効果でくっつきにくいというものの、水分が切れていないと氷がついてくっつく原因となります。
チャック付き保存袋などに入れて保存すれば、使う際には解凍せずにそのままさっと加熱するだけでいいので、とても便利です」(吉田さん)
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