アルゼンチンで40℃超の猛暑続く
23日(火)には42.6℃の記録的な高温

アルゼンチンは大西洋南部に中心をもつ優勢な高気圧に覆われています。高気圧の周囲を吹く風が暖かな空気を送り込んでいるため、南部を中心に連日、厳しい暑さとなっていて、一部では40℃を上回るほどです。

上空1500m付近の気温分布を見ると、+21℃以上の非常の暖かな空気が北から南東方向へ広がっていることがわかります。

チュブ州のトレリュー(Trelew)では現地時間の22日(月)に41.7℃まで上昇。翌23日(火)はさらに高い42.6℃まで上がって、観測史上1位の記録を更新しました。そのほかにも複数の地点で40℃以上を観測しています。

24日(水)のトレリューは海からの風が吹き込んで暑さが落ち着きました。週末にかけて高気圧の中心が東に離れるため、内陸部の各地も猛暑の峠は越える見通しです。
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