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雨域拡大で西日本は激しい雨に注意
関東や東海も傘の準備を

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2024/02/21 10:27 ウェザーニュース

今日21日(水)は日本付近に停滞する前線の活動が活発になっています。

九州では朝から雷を伴い非常に激しい雨の降った所があり、午後にかけて西日本の広い範囲で強まる雨に注意が必要です。

九州では激しい雷雨に

九州南部から日本の南岸に横たわる前線に向かって、2月としては非常に湿った空気が流れ込んでいます。このため前線の活動が活発になっており、朝から九州を中心に雨が強まっています。

鹿児島県内では局地的に雨雲が発達して、最大の1時間雨量は鹿屋市で56.5mm、鹿児島市・喜入で54.5mmを観測。いずれも2月としては観測史上1位を更新する非常に激しい雨です。

また、9時までの1時間に長崎県福江空港で34.5mmの雨量を観測するなど、長崎や熊本など九州北部でも雷を伴った激しい雨になっています。
熊本県阿蘇郡小国町 9時56分投稿　※動画が見られない場合はウェザーニュースの元記事からご覧ください

これから午後にかけては、九州だけでなく中国や四国、近畿などにも活発な雨雲が広がる可能性があります。1時間に30mmを超えるような激しい雨が降るおそれがあり、道路冠水や中小河川の急な増水に十分な注意が必要です。

東海や関東も雨の降りやすい空です。外出の際は、家を出る時に降っていなくても雨具を忘れずにお持ちください。
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北日本は積雪増加のおそれ

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北日本は冷たい空気に覆われ気温が下がっており、東北南部は湿った雪で積雪のおそれがあります。明日22日(木)にかけて雪の量が多くなるおそれがあるため、路面状態の変化に注意が必要です。

北海道は引き続き寒気の影響で日本海側の地域を中心に雪の降りやすく、局地的な強い雪による積雪増加や視界不良に注意してください。
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写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）カスミソウさん