兵庫県の雹害から今日で2年 ゴルフボール大のひょうで500億円以上の被害

2026-04-16 08:33 ウェザーニュース

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2年前の今日4月16日は兵庫県南部をゲリラ雷雨が襲い、播磨地域を中心にゴルフボール大の雹(ひょう)が降って、カーポートに穴が開いたり、車のボディーがへこむなどの被害が相次ぎました。

春は上空の寒気と地上付近の暖気の影響で雹害が発生しやすい時期ですので注意が必要です。
ひょうリスク予測を提供「ウェザーニュースPro」

当時も上空を寒気が通過

2024年4月16日(火)は、上空約5,500mで−18℃以下のこの時期としては強い寒気を伴った気圧の谷が日本列島を通過しました。地上は東側から高気圧に覆われて晴れていた所が多く、高気圧の縁辺をまわる湿った空気が流れ込んでいました。

この影響で夕方以降に大気の状態が非常に不安定となり、気圧の谷の通過にあわせて発達した積乱雲が中国地方・近畿地方を通過しました。

加古川市など兵庫県南部では、ゴルフボールやピンポン球に近いサイズの大きな雹の降った所がありました。
この大きな雹の影響で、自動車の車体のへこみ、カーポートや雨樋の破損などの被害が多発しました。

兵庫県によるまとめでは、けが人は4人、農林水産施設の被害が147か所、農作物の被害が12.4ヘクタールと報告されています。

日本損害保険協会によるまとめでは、各種損害保険による保険金が兵庫県内だけで500億円を超えたと発表されています(支払見込みを含む)。
当時ウェザーニュースアプリに投稿された写真・動画
ウェザーニュースPro「ひょうリスク予測
春から初夏(4月〜6月頃)は、年間でも雹害の件数が多くなる時期と知られています。

この時期は地上は暖かく湿った空気が流れ込みやすい日が多い一方、当時のように上空を強い寒気が通過することがあり、地上と上空の気温差で大気の状態が不安定となりやすくなります。

積乱雲の中では強い上昇気流が発生していて、氷の粒が雲の中で落下と上昇を繰り返すことでゴルフボールのように大きく発達します。

また温度差だけでなく、夏場よりも低い高度まで0℃以下となっていることで、ひょうが融けずに落下してくることが多く、雹害を発生させやすいといえます。

ウェザーニュースではPC向けの「ウェザーニュースPro」でひょうリスク予測のメニューを提供していて、農業などひょうの影響を受けやすい方々に活用いただいています。今日4月16日(木)は東北地方の一部でやや降ひょうの可能性があるものの、2年前のようなことは発生しない見込みです。
ひょうリスク予測を提供「ウェザーニュースPro」
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写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿) -大中遺跡の守り人 さん 兵庫県加古川市の空 さん ビギン さん
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