週刊地震情報 2026.4.12
南海道南方沖でM4.6の地震 この震央名の有感地震は初

2026-04-12 10:08 ウェザーニュース

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この1週間に国内で観測された有感地震の回数は、前週に比べるとやや減少しました。四国周辺を中心とした西日本で地震が目立っています。震度3以上の地震はありませんでした。(4月6日〜12日10時の集計)
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国内:南海トラフの南側が震源

南海道南方沖の地震
6日(月)15時45分頃、南海道南方沖を震源とするマグニチュード4.6、深さ69kmと推定される地震が発生しました。この地震で和歌山県有田市と湯浅町で最大震度1を観測しています。

気象庁が定めている震央名称で、「南海道南方沖」を震源とする有感地震は、統計開始以来初めてです。この震央名称は南海トラフの南側の領域にあたります。
南海道南方沖で地震 各地の震度

プレート内部で起きた地震か

南海道南方沖の地震活動
2001年以降に発生したマグニチュード2以上の地震の分布をみると、「南海道南方沖」の領域で、これまでに地震が起きていないわけではありません。

陸地から少し離れた領域であることや、今回のようにマグニチュード4を超えるような地震が少ないため、有感地震としては観測されませんでした。

南海トラフより南側ですので、フィリピン海プレート内部で起きた地震とみられます。

世界:インドの中央部で浅い震源の地震

アメリカ地質調査所の解析によるマグニチュード6以上の地震は発生していません。最も大きな地震は太平洋南極海嶺で発生したマグニチュード5.9です。

今回はインドの地震に注目します。日本時間の11日(土)昼にインドのほぼ中央を震源とするマグニチュード4.5、深さ約10kmと推定される地震が発生しました。

インドの大半はインドプレート(インド・オーストラリアプレート)上にあり、地震の多くはユーラシア大陸とのプレート境界に近い北部で起きています。

ただ、今回のような内陸部の地震も数は多くないものの起きていて、最近では1993年にマグニチュード6.2の地震が発生しています。

ラトゥール地震とも呼ばれるこの地震は深さ7kmほどと非常に浅かったため震央近傍では改正メルカリ震度階級でIXの強い揺れに見舞われました。建物が脆弱であったこともあり、倒壊するなどして多くの死者が出ています。

出典・参考
※日本国内の震源・震度の情報は特に記載が無ければ気象庁より。海外の震源情報は特に記載が無ければアメリカ地質調査所(USGS)より。発表機関により震源情報に差が生じることがあります。
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