アメリカ中部から東部に冬の嵐 吹雪や雷雨など各地で荒天に

2026-03-16 11:03 ウェザーニュース

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前線と伴った低気圧が発達しながら北アメリカ大陸を東進しています。上空にはこの時期として強い寒気が流れ込み、吹雪や雷雨など各地で荒天となる見込みです。

五大湖周辺では1m近い積雪のおそれ

アメリカ中部から東部にかけて低気圧が東進しています。低気圧の西側には上空5500m付近で−24℃以下の、この時期としては非常に強い寒気が流れ込んでいるため、急発達が予想され、広い範囲で荒天となる見込みです。

強い寒気が流れ込む低気圧の西側では雪や風が強まり、特に五大湖周辺では吹雪が予想されます。最も雪が強まるミネソタ州南東部からミシガン州北部にかけては、1時間に5cm前後の強い雪が降り、30〜90cmの雪が積もる見通しです。
レーダー 衛星雲画像モードをアプリで見るレーダー 衛星雲画像モード
吹雪や積雪急増によって移動が困難になることが想定され、着雪による倒木のおそれもあります。南側の地域では凍雨や激しいみぞれによって着氷が発生し、大規模な停電に繋がってもおかしくありません。

寒冷前線の周辺は大気の状態が不安定で、積乱雲が発達しやすくなります。「スーパーセル」と呼ばれる巨大な積乱雲が形成されると、激しい雨や落雷に加え、竜巻のリスクも高まるとみられます。

気象当局は各地に警報を発表し、警戒を強めるよう呼びかけています。
レーダー 風モード(ウィンドフロー)をアプリで見るレーダー 風モード(ウィンドフロー)

強い寒気で3月とは思えない寒さに

季節外れの寒気の南下により、かなりの低温が予想されます。

シカゴでは17日(火)の最高気温が−5℃前後になり、この時期の過去10年の平均に比べて10℃ほども低くなる見通しです。高緯度のシカゴでも3月にここまで気温が低下することは多くはなく、2022年3月12日の−5.0℃以来となります。

その後、寒気は東海岸にも広がり、ニューヨークでも18日(水)の最高気温が5℃に届かず、平年よりも大幅に低くなる予想です。
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