2014年9月  
31 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 1 2 3 4

2014年09月21日

復旧・捜索活動が行われている広島市。現地からのリポートとともに最新の情報をお伝えします。



■最新の天気見解
<22日>
引き続き、雲は時々広がる程度で晴れて日差しが届きます。屋外作業時は砂埃に注意してマスクなどの対策をして下さい。

<週間>
23日(火):基本的には雨の可能性は低い見込みです。ただし、前線が北上する影響で遅い時間(夜)ほど雨が降る可能性があります。
24日(水):台風の接近により雨が強まる。災害が発生する恐れがあり警戒が必要です。
25日(木):台風は離れて行って雨は次第に止んできます。降水量がまとまっているため地盤が緩んでいます。警戒が必要です。
26日(金):雨が降る可能性は低いですが、これまでの雨で地盤が緩んだ状態のため、復旧作業には警戒が必要です。
27日(土):雨の可能性は低く、復旧作業に問題ありません。

【雨量】
23日(火):0mm/日
24日(水):80~100mm/日
25日(木):10~20mm/日
26日(金):0mm/日
27日(土):0mm/日

【体感】
夏の暑さはすでになく、最高気温は27℃前後です。
ただ、作業をするにはまだまだ暑く、特に台風の接近前は気温、湿度が上がって蒸し暑く感じそうです。

■集中的な豪雨なぜ?
広島の豪雨は”バックビルディング型”と呼ばれるパターンで起きています。

豊後水道から吹き込む湿った風が伊予灘から周防灘あたりで集まり雨雲が発達。その雨雲が上空の南西の風に流されて次々に広島市内に流れ込んできました。このため、激しい雨が数時間以上に渡って降り続き、記録的な降水量となっています。


■引き続き土砂災害に警戒を
今回の土砂災害で斜面が崩れやすい状況となっているため、しばらくは土砂災害に対して警戒が必要です。土砂災害の前兆を見たり、小規模でも崩れた箇所を見つけたら、周りの人に連絡し、安全な場所に避難しましょう。
土砂崩れの前兆
がけに割れ目
がけから水が出る
がけからパラパラ小石が落ちる
沢や井戸の水が濁る
山鳴りがする
異様な匂いがする
川に流木が混ざる
雨の日に川の水位が急に下がる

対応策
昼間に、上記のような現象にあったら、明るいうちに、すぐにその場を離れ、親戚や知人の家に避難しましょう。

被害や災害をみんながリポート>>減災リポートマップ

Youtubeで解説動画 随時更新中