2014年9月 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
31 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 |
7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 |
14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 |
21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 |
28 | 29 | 30 | 1 | 2 | 3 | 4 |
2014年09月04日
■広島市からのリポートウェザーリポート
2014-09-04
広島市安佐南区
あーこさん
『朝よりは空が明るいですが、まだ降ってます。』
復旧・捜索活動が行われている広島市。現地からのリポートを中心に最新の情報をお伝えします。
■最新の天気見解
<5(金)>
5日(金)はゆっくりと天気回復。午前中は弱い雨が降る可能性がありますが、次第に日差しが出てきます。ただし、復旧作業などは前日までの雨の影響で土壌の水分が多く含まれており、小規模な土砂崩れなどの可能性があります。急な斜面付近では濁った水の流れる量が多い場合は注意して下さい。
■雨の強さ(予想)
0-5mm/h
先日の土砂災害で斜面が崩れやすい状況が続いています。二次災害や新たな土砂災害が発生する恐れがある場所には、絶対に近づかないようにしてください。
また、道路に土砂が流れこんでいる場所では、車やバイク、自転車など非常にスリップしやすくなっています。慎重に運転するようにしてください。
<週間>
6日(土)以降は、日差しが届く日が続きます。雨が止むと土砂が乾いて砂埃が舞いやすくなります。外で復旧作業などをする際、砂埃などがきになったらマスクなどで防塵対策を。また、朝晩は涼しくなってくるので、体調管理にも十分ご注意ください。
■集中的な豪雨なぜ?
広島の豪雨は”バックビルディング型”と呼ばれるパターンで起きています。
豊後水道から吹き込む湿った風が伊予灘から周防灘あたりで集まり雨雲が発達。その雨雲が上空の南西の風に流されて次々に広島市内に流れ込んできました。このため、激しい雨が数時間以上に渡って降り続き、記録的な降水量となっています。
■引き続き土砂災害に警戒を
これまでの雨で地盤は非常に緩んでいます。しばらくは土砂災害に対して警戒が必要です。土砂災害の前兆を見たり、小規模でも崩れた箇所を見つけたら、周りの人に連絡し、安全な場所に避難しましょう。
土砂崩れの前兆
■がけに割れ目
■がけから水が出る
■がけからパラパラ小石が落ちる
■沢や井戸の水が濁る
■山鳴りがする
■異様な匂いがする
■川に流木が混ざる
■雨の日に川の水位が急に下がる
対応策
昼間に、上記のような現象にあったら、明るいうちに、すぐにその場を離れ、親戚や知人の家に避難しましょう。
被害や災害をみんながリポート>>減災リポートマップ