2014年9月 | ||||||
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2014年09月01日
■広島市からのリポート現在でも復旧・捜索活動が行われている広島市。先日の土砂災害で斜面が崩れやすい状況となっており、引き続き警戒が必要です。
←今日のリポート
2014-09-01
広島市安佐南区
7136ママさん
『スゲー降ってます!!大丈夫ですか?』
▼現地の様子(8/30)
←ウェザーニューズ社員が撮影
※写真はすべて規制線の外側からの撮影です
■最新の天気見解
<今日の注意ポイント>
■水を含むと土砂が滑りやすくなる
■少しの雨でも土砂災害拡大の恐れ
<今日>
夕方にかけて雨が降りやすい空が続きます。局地的に雨雲が発達して、一時的にザッと雨が強く降る可能性も。強雨が続いたり、斜面から濁った水が流れだしたりしたら、二次災害や新しい土砂災害に警戒が必要です。危険な場所には、絶対に近づかないようにしてください。
また、道路に土砂が流れこんでいる場所では、車やバイク、自転車など非常にスリップしやすくなっています。慎重に運転するようにしてください。
<明日・週間>
2日(火)は天気が回復。日差しが届いて残暑を感じる暑さになります。屋外での作業は小まめな水分補給や休憩を入れるなど熱中症対策が必要です。
3日(水)からは、東進する低気圧や前線の影響で再び雨が降り出します。特に4日(木)は、暖湿気が流れ込んで短時間強雨の可能性があるため、ザッと降る強い雨に注意が必要です。二次災害発生に警戒を。
5日(金)になると、低気圧や前線は段々と抜けていくため天気は回復傾向となり、6日(土)は、移動性高気圧圏内となって晴れて日差しが届きます。
7日(日)は、南の海上から接近する低気圧の影響を受けて天気下り坂となり、雨が降り出します。
■集中的な豪雨なぜ?
広島の豪雨は”バックビルディング型”と呼ばれるパターンで起きています。
豊後水道から吹き込む湿った風が伊予灘から周防灘あたりで集まり雨雲が発達。その雨雲が上空の南西の風に流されて次々に広島市内に流れ込んできました。このため、激しい雨が数時間以上に渡って降り続き、記録的な降水量となっています。
■引き続き土砂災害に警戒を
これまでの雨で地盤は非常に緩んでいます。しばらくは土砂災害に対して警戒が必要です。土砂災害の前兆を見たり、小規模でも崩れた箇所を見つけたら、周りの人に連絡し、安全な場所に避難しましょう。
土砂崩れの前兆
■がけに割れ目
■がけから水が出る
■がけからパラパラ小石が落ちる
■沢や井戸の水が濁る
■山鳴りがする
■異様な匂いがする
■川に流木が混ざる
■雨の日に川の水位が急に下がる
対応策
昼間に、上記のような現象にあったら、明るいうちに、すぐにその場を離れ、親戚や知人の家に避難しましょう。
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