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2014年09月03日

■広島市臨時大雨情報

■広島市からのリポート
現在でも復旧・捜索活動が行われている広島市。〜4(木)夜にかけて強雨の恐れがあり、二次災害に警戒が必要です。

←今日のリポート
2014-09-03
広島市安佐南区
タカパパさん

『空一面雲に覆われています。日が射してなくていいのですが、でも蒸し暑いです。』


▼現地の様子(8/30)
←ウェザーニューズ社員が撮影
※写真はすべて規制線の外側からの撮影です


■最新の天気見解
<今日の注意ポイント>
■二次災害の発生に注意
■土砂が乾くと砂ぼこりが舞いやすい
■水を含むと土砂が滑りやすくなる


<今日>
低気圧や前線の影響で、昼間は晴れたり曇ったりの変わりやすい空。夕方以降は雨が降りやすくなり、特に深夜は激しく降る雨に警戒が必要です。二次災害の可能性があるので、こまめに自治体情報や天気をご確認ください。
■今後の雨量予想
3日24時まで:10〜20mm/h
4日0時〜9時:10〜20mm/h
4日9時〜24時:10〜20mm/h
※ただし、多い時間帯で30〜50mm/hの雨となる可能性があります。


先日の土砂災害で斜面が崩れやすい状況が続いています。二次災害や新たな土砂災害が発生する恐れがある場所には、絶対に近づかないようにしてください。
また、道路に土砂が流れこんでいる場所では、車やバイク、自転車など非常にスリップしやすくなっています。慎重に運転するようにしてください。

<明日・週間>
4日(木)も引き続き雨が降り、昼頃まで短時間強雨の可能性があります。続く雨による二次災害発生に警戒が必要です。
5日(金)になると、低気圧や前線は段々と抜けていくため天気は回復傾向となり、6日(土)からは移動性高気圧圏内となって晴れて日差しが届きます。7日(日)は南の海上から接近する低気圧の影響を受けて天気下り坂。8日(月)も引き続き低気圧の影響で雨が降ります。


■集中的な豪雨なぜ?
広島の豪雨は”バックビルディング型”と呼ばれるパターンで起きています。

豊後水道から吹き込む湿った風が伊予灘から周防灘あたりで集まり雨雲が発達。その雨雲が上空の南西の風に流されて次々に広島市内に流れ込んできました。このため、激しい雨が数時間以上に渡って降り続き、記録的な降水量となっています。


■引き続き土砂災害に警戒を
これまでの雨で地盤は非常に緩んでいます。しばらくは土砂災害に対して警戒が必要です。土砂災害の前兆を見たり、小規模でも崩れた箇所を見つけたら、周りの人に連絡し、安全な場所に避難しましょう。
土砂崩れの前兆
がけに割れ目
がけから水が出る
がけからパラパラ小石が落ちる
沢や井戸の水が濁る
山鳴りがする
異様な匂いがする
川に流木が混ざる
雨の日に川の水位が急に下がる

対応策
昼間に、上記のような現象にあったら、明るいうちに、すぐにその場を離れ、親戚や知人の家に避難しましょう。

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