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2014年09月19日
復旧・捜索活動が行われている広島市。現地からのリポートを中心に最新の情報をお伝えします。■広島市からのリポート
ウェザーリポート
2014-09-19
広島市安佐北区
銀時さん
『今度は段々と、寒くなるんでしょうね』
■最新の天気見解
<今日・明日>
今日は一日を通して高い雲が広がります。雨の心配はありません。引き続き砂埃注意。作業はマスクが必要です。
明日は朝にかけてパラ~サーっと雨が降りますが、昼間は天気回復します。
強い雨はなく、土砂災害リスクは低い予想です。
21日(日)時間雨量:0-2mm/h
<週間>
21日(日)・22日(月)はニワカ雨の可能性がありますが、新たな災害が発生するほどの雨ではありません。
23日(火)は前線の影響で雨が降ります。段々雨が強くなってくるため、災害発生には注意が必要です。
24日(水)は台風の接近により降水が強まってきます。災害の発生する恐れがあり、警戒が必要です。
25日(木)は台風は離れて、雨は段々止んできます。ただ、これまでの雨で降水量がまとまっているため地盤が緩みに警戒を。
26日(金)は雨の降る可能性は低いですが、これまでの雨で地盤が緩んだ状態のため、復旧作業には警戒が必要です。
【雨量】
21日(日):0~2mm/日
22日(月):0~2mm/日
23日(火):30~50mm/日
24日(水):40~60mm/日
25日(木):10~20mm/日
26日(金):0mm/日
【体感】
夏の暑さはすでになく、最高気温は27℃前後です。
ただ、作業をするにはまだまだ暑く、特に台風の接近前は気温、湿度が上がって蒸し暑く感じそうです。
■集中的な豪雨なぜ?
広島の豪雨は”バックビルディング型”と呼ばれるパターンで起きています。
豊後水道から吹き込む湿った風が伊予灘から周防灘あたりで集まり雨雲が発達。その雨雲が上空の南西の風に流されて次々に広島市内に流れ込んできました。このため、激しい雨が数時間以上に渡って降り続き、記録的な降水量となっています。
■引き続き土砂災害に警戒を
今回の土砂災害で斜面が崩れやすい状況となっているため、しばらくは土砂災害に対して警戒が必要です。土砂災害の前兆を見たり、小規模でも崩れた箇所を見つけたら、周りの人に連絡し、安全な場所に避難しましょう。
土砂崩れの前兆
■がけに割れ目
■がけから水が出る
■がけからパラパラ小石が落ちる
■沢や井戸の水が濁る
■山鳴りがする
■異様な匂いがする
■川に流木が混ざる
■雨の日に川の水位が急に下がる
対応策
昼間に、上記のような現象にあったら、明るいうちに、すぐにその場を離れ、親戚や知人の家に避難しましょう。
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