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2011年04月29日

                              [最終版]【東日本大震災調査結果】
屋外の作業は雨具の用意を
今日は15時54分頃、岩手県沿岸南部で震度4の地震がありました。まだまだ余震が続いています。
「アスファルトも破壊され電柱も折れてるし(>_<)
裏手に回るのは初めて…

塩釜市は肌寒く雨が降ってきました!」
(宮城県塩竈市 4/29)

日ごとに暖かくなるものの、雨に濡れると肌寒くなります。体調管理にご注意を。


◆屋外の作業は雨具の用意を
30(土)は、天気下り坂。午後はだんだん雨が降り出して、砂ぼこりを抑えてくれそうです。強い雨ではないですが、外での作業には雨具の用意が必要です。

◆満潮時は浸水や冠水に注意
震災の影響で、東北~関東北部の太平洋沿岸では地盤沈下が発生しました。特に、宮城県牡鹿半島~岩手県南部の沿岸で推定1m以上も低くなりました。地盤沈下した場所では、満潮時間前後に浸水や冠水の可能性が高まります。車の走行など注意が必要です。特に満潮時の潮位が高くなる大潮の時期は、冠水や浸水に対して一層の注意が必要です。
▼大潮の時期 
5/3~6、5/18~21、6/2~4、6/16~19

各地の天気や気温は、ピンポイント天気でご確認いただけます。

【今後の余震や津波の注意点】
◆揺れたら高台へ
今後も強い余震が続く恐れがあります。海岸付近で復旧作業や家の片づけをされている方、防潮堤が破壊されている所もありますので、揺れたらすぐに近くの高台に避難して下さい。
◆急な斜面は要注意
これまでの揺れで地盤は緩んだ状態…急な斜面のすぐ下やそばには近づかないようにご注意下さい。
■引き続き、震度5以上の余震に注意
余震は収まっていく予想ですが、巨大地震であったため、今後も震度5以上やM7クラスの大きな余震に警戒が必要です。
■小さくても「ゆらゆら」とした揺れは津波に注意
小刻みに「ガタガタ」ではなく、「ゆらゆら」揺れている場合は、震源が離れており海底の場合もあるので、津波の可能性があります。
小さくても「ゆらゆら」とした揺れを感じたら、すぐに高台へ避難してください。
■現地で復旧作業にあたる方へ
大きな余震が続いていますので、地震や津波の後片付けで、家に戻る場合は、頭を守るためにヘルメットを被ったり、万が一の時のために非常食を持つなどの備えがあるとよさそうです。また、大きな余震が発生した場合は、津波を警戒し、沿岸で作業の際は高台へ避難するようにしてください。

【福島原発周辺の風向き】
【29日夜間】
西寄りの風が吹きます。

【30日】
一日中南風が吹きます。

1時間ごとの風向きは、ピンポイント天気でご確認頂けます。


【東日本大震災調査 発表】
先日実施した東日本大震災調査の結果が発表されました。詳しくは【こちら】をご覧下さい。