April 2011 | ||||||
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2011年04月03日
寒さの中、復旧作業進む寒さが続いていますが、日差しの下、復旧作業を進めていたようです。
「今車で現地の状況を見てきましたが、あらためて被害の大きさに…。今日は天気もいいので被災したみなさんはの中の後片付けをしてました」
岩手県宮古市(4/3)【道路やライフラインなど、ご自宅や地域の復旧状態は?】
●ほとんど手付かず ●少しずつ復旧 ●だいぶ復旧した ●大きな被害なし
津波の被害があった東北太平洋沿岸地域では、「ほとんど手付かず」の報告もありますが、「少しずつ復旧」が進みはじめている所も多くなっています。大きく揺れた岩手の内陸には、「ほとんど手付かず」のところも。
関東では、千葉の沿岸部や茨城・栃木では、少しずつ復旧作業が進んでいることが分かります。
一方で、千葉の沿岸部や茨城・栃木では、復旧作業が少しずつ進んでいることが分かります。■現地で復旧作業にあたる方へ
地震や津波の後片付けで、家に戻る場合は、大きな余震が続いていますので、頭を守るためにヘルメットを被ったり、万が一の時のために非常食を持つなどの備えがあるとよさそうです。また、大きな余震が発生した場合は、津波を警戒し、沿岸で作業の際は高台へ避難するようにしてください。
【被災地の天気】
<復旧作業は雨具があると安心>
月曜日はにわか雨やミゾレが心配。まだ冬の寒さが続くので、体が濡れると体力が奪われてしまう寒さです。復旧作業はカッパなど雨具があると安心です。
再び春の暖かさが戻るのは、5日(火)以降となります。
●各地の風の強さや気温は、【ピンポイント天気】でご確認いただけます。
【[満潮時]浸水や冠水に注意】
今回の地震の影響で、東北~関東北部の太平洋沿岸では地盤が大きくさがってい
ます。特に、宮城県牡鹿半島~岩手県南部の沿岸で推定1m以上も沈下しました。
このため、地震前と比べて、海や河口付近の低地では、満潮前後の時間帯を中心
に、浸水や冠水の可能性が高まっています。特に、満潮時の潮位が高くなる
大潮の時期は、一層の注意が必要です。
▼大潮の時期
4/1~11、4/16~24
【津波情報発表時の注意点】
◆あまり大きくない津波予想でも注意が必要
先日の大津波により広範囲で堤防が破壊されていることに加え、地盤が下がり相対的に海面が高くなっています。(牡鹿半島では1.5m以上下がっている地域も。)このため、あまり大きくない津波であっても、沿岸部に入ってくる可能性があります。川沿いでは、河口から遡ること1kmくらいは注意が必要です。
◆情報が限られる可能性も
潮位計が故障している所もあるため、「情報がない」ことが「現象がない」とは限りません。例えば、津波の到達情報が遅れるなど、いつも以上にわかることが限られる可能性もあります。
◆弱い地震でも注意が必要
ここ最近、福島や茨城など内陸を震源とする地震も増えています。有感地震も推定2000回を超え、この状況では、建物に亀裂が入っていたりすると、弱い地震でも危険です。建物を確認して、必要に応じて補修を。
【余震や津波への注意点まとめ】
■余震は増減を繰り返す
地震の規模を表すマグニチュード6以上の地震は、日がたつにつれて、落ち着きつつありますが、それでも余震はコンスタントに起きています。余震は増減を繰り返しながら徐々におさまっていくため、一旦落ち着いても油断は禁物です。
■余震が発生するエリア
余震が発生するエリアは、北は岩手~南は千葉と、南北500キロのエリア。これまで日本の近海で起きた巨大地震では、せいぜい100キロ程度に留まっていました。それと比較すると非常に範囲が広く、このエリア内のどこで余震が起きてもおかしくない状態です。■「ゆらゆら」とした大きな揺れは津波に注意
小刻みに「ガタガタ」というより、「ゆらゆら」揺れている場合は、震源が海底の場合もあるので、津波の可能性があります。「ゆらゆら」とした揺れを感じたら、すぐに高台へ避難してください。
■内陸を震源とする余震
このところ、内陸を震源とする余震が増えていて、今までの揺れ方と違うという声が届いています。マグニチュードは大きくなくても、震源が陸地だったり、陸地に近い所だと、震度が大きくなります。余震は狭い範囲でたて続けに起きる傾向があるので、引き続き注意が必要です。
【福島原発周辺の風向き】
【内陸】
西~北西寄りの風になる予想です。
【沿岸】
北~北北西寄りの風になる予想です。
1時間ごとの風向きは↓
【ピンポイント天気】でご確認頂けます。
◆計画停電に関して
▽計画停電:詳細なリスト(PDFファイル)
東京都/群馬県/栃木県/埼玉県/千葉県/神奈川県/静岡県/山梨県
(※茨城県は対象エリアになっていません)
▽グループごとの停電時間
東京電力HPへ