April 2011 | ||||||
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2011年04月01日
秋田で震度5強の地震発生19時49分頃、秋田で震度5強の地震が発生。この地震は内陸で発生したため、津波の心配はありません。また、この地震は陸側のプレート(北米プレート)で発生したため、東日本大震災の余震ではないと考えられます。
寒暖の差あり、体調管理を万全に
4月が始まり、春らしい暖かな陽気となりました。
【被災地からのウェザーリポート】
「新年度スタートを飾るのにふさわしい日の出。心機一転、頑張るチカラが湧いてきます。震災後、初のリポートになりました。空を眺めることすら忘れてしまっていましたが、今日の日の出を見て、『空って楽しいなぁ』とリポートを始めた頃の気持ちを思いだしました。また新しい気持ちで空を追いかけたいと思います。」
(宮城県仙台市 4/1)
「やっとガス管の修繕工事がマンションすぐ近くまで来ました車のナンバーを見ると名古屋でした遠くからありがとうございます」
(宮城県仙台市 4/1)【被災地の天気】
<強風注意!暖かい服装で>
明日は、沿岸では風が強く、砂ぼこりが舞いやすいので、マスクなどの対策が必要です。また、飛びやすいものは早めに固定しておくなど対策をしておくと安心です。また、内陸では冬の寒さが戻ります。暖かい服装でお過ごしください。
●各地の風の強さは、【ピンポイント天気】でご確認いただけます。
【道路やライフラインなど、ご自宅や地域の復旧状態は?】
●ほとんど手付かず ●少しずつ復旧 ●だいぶ復旧した ●大きな被害なし
地震の揺れが非常に大きく、津波の被害があった東北太平洋沿岸地域でも、少しずつ復旧が進みはじめていることがわかります。また、宮城や福祉までも「だいぶ復旧した」との報告も出てきています。
関東では、千葉の沿岸部や茨城・栃木で少しずつ復旧作業が進んでいることがわかります。
関東では、西側のエリアほど「大きな被害なし」が多くなっています。
一方で、千葉の沿岸部や茨城・栃木では、復旧作業が少しずつ進んでいることが分かります。【[満潮時]浸水や冠水に注意】
今回の地震の影響で、東北~関東北部の太平洋沿岸では地盤が大きくさがってい
ます。特に、宮城県牡鹿半島~岩手県南部の沿岸で推定1m以上も沈下しました。
このため、地震前と比べて、海や河口付近の低地では、満潮前後の時間帯を中心
に、浸水や冠水の可能性が高まっています。特に、満潮時の潮位が高くなる
大潮の時期は、一層の注意が必要です。
▼大潮の時期
4/1~11、4/16~24
■現地で復旧作業にあたる方へ
地震や津波の後片付けで、家に戻る場合は、大きな余震が続いていますので、頭を守るためにヘルメットを被ったり、万が一の時のために非常食を持つなどの備えがあるとよさそうです。また、大きな余震が発生した場合は、津波を警戒し、沿岸で作業の際は高台へ避難するようにしてください。
【震度修正と当時の揺れリポート】
31日(木)気象庁は地震直後に発生した障害等により、地震当日の地震情報で適切に震度が発表できていない地点に対して、震度情報を見直しました。(東京都新宿区震度3→震度5弱、横浜市西区浜松町震度2→震度5強など…)
※詳しくは気象庁HPへ
←こちらは当時の地震直後寄せられた地震リポート。関東地方の震度はほとんどが5弱以上となりましたが、当時からすでに強い揺れや激しい揺れを感じていたことが分かります。
ただ、実際の感じ方は場所によって、環境によって大きく異なり、実際の地震は震度という数字だけでは表すことができないこともありそうです。
【津波情報発表時の注意点】
◆あまり大きくない津波予想でも注意が必要
先日の大津波により広範囲で堤防が破壊されていることに加え、地盤が下がり相対的に海面が高くなっています。(牡鹿半島では1.5m以上下がっている地域も。)このため、あまり大きくない津波であっても、沿岸部に入ってくる可能性があります。川沿いでは、河口から遡ること1kmくらいは注意が必要です。
◆情報が限られる可能性も
潮位計が故障している所もあるため、「情報がない」ことが「現象がない」とは限りません。例えば、津波の到達情報が遅れるなど、いつも以上にわかることが限られる可能性もあります。
◆引き続き、大きな余震に注意
最近では最大規模の余震となります。M6.5の地震は、単発で起きても、その後余震を伴う規模です。余震の余震という形で、今後も大きな余震に注意が必要です。
◆弱い地震でも注意が必要
ここ最近、福島や茨城など内陸を震源とする地震も増えています。有感地震も推定2000回を超え、この状況では、建物に亀裂が入っていたりすると、弱い地震でも危険です。建物を確認して、必要に応じて補修を。
【余震や津波への注意点まとめ】
■余震は増減を繰り返す
地震の規模を表すマグニチュード6以上の地震は、日がたつにつれて、落ち着きつつありますが、それでも余震はコンスタントに起きています。余震は増減を繰り返しながら徐々におさまっていくため、一旦落ち着いても油断は禁物です。
■余震が発生するエリア
余震が発生するエリアは、北は岩手~南は千葉と、南北500キロのエリア。これまで日本の近海で起きた巨大地震では、せいぜい100キロ程度に留まっていました。それと比較すると非常に範囲が広く、このエリア内のどこで余震が起きてもおかしくない状態です。■「ゆらゆら」とした大きな揺れは津波に注意
小刻みに「ガタガタ」というより、「ゆらゆら」揺れている場合は、震源が海底の場合もあるので、津波の可能性があります。「ゆらゆら」とした揺れを感じたら、すぐに高台へ避難してください。
■内陸を震源とする余震
このところ、内陸を震源とする余震が増えていて、今までの揺れ方と違うという声が届いています。マグニチュードは大きくなくても、震源が陸地だったり、陸地に近い所だと、震度が大きくなります。余震は狭い範囲でたて続けに起きる傾向があるので、引き続き注意が必要です。
【福島原発周辺の風向き】
【今夜】
夜になると南西の風に変わる予想です。
【明日】
明日の昼間は西風が吹く予想です。
1時間ごとの風向きは↓
【ピンポイント天気】でご確認頂けます。
◆計画停電に関して
▽計画停電:詳細なリスト(PDFファイル)
東京都/群馬県/栃木県/埼玉県/千葉県/神奈川県/静岡県/山梨県
(※茨城県は対象エリアになっていません)
▽グループごとの停電時間
東京電力HPへ