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2011年03月27日
来週は、寒さピーク越え震災から2週間以上がたちました。被害が大きい所でも少しずつ復旧作業が進んでいることがわかります。
【現地からのウェザーリポートより:復旧作業進む】
「大震災から17日目の災害支援作業となりました。
被災地では早朝から水道管の復旧作業中であります。水が出なく不自由な生活を強いられている人々のために、少しでも早く水が出るよう頑張ってます!今日も山形県・上山市から応援してくれて助かっています」
←宮城県名取市(3/27)
「市内のイオンがオープンしました。
店内の損傷が激しいようで店頭販売のみですが、青空のもと賑わっています」
福島県相馬市(3/27)→
【被災地の天気】
≪岩手≫
28(月)は、日がさしたり雪が降ったり、変わりやすい天気です。
屋外で活動する際は、ソラヨミを参考にしてください。
▼被災地周辺の「ソラヨミ」
「グレーの雲」や「ぼんやりした雲」は、雪や雨のサインです。
≪宮城・福島≫
28(月)は、朝晩は冷えますが、昼間は暖かな日差しが注ぎます。屋外での活動には問題ない天気です。来週は、少しずつ春らしくなっていきそうです。
●各地の雪の時間や気温は、【ピンポイント天気】でご確認いただけます。
【道路やライフラインなど、ご自宅や地域の復旧状態は?】
●ほとんど手付かず ●少しずつ復旧 ●だいぶ復旧した ●大きな被害なし
地震の揺れが非常に大きく、津波の被害があった東北太平洋沿岸地域でも、少しずつ復旧が進みはじめていることがわかります。
一方で、内陸でも手付かずとなっているところもあるようです。
関東では、西側のエリアほど「大きな被害なし」が多くなっています。
一方で、千葉の沿岸部や茨城・栃木では、復旧作業がまだまだ必要な場所が多いことがわかります。
【余震や津波への注意点】
■余震は増減を繰り返す
地震の規模を表すマグニチュード6以上の地震は、日がたつにつれて、落ち着きつつありますが、それでも余震はコンスタントに起きています。余震は増減を繰り返しながら徐々におさまっていくため、一旦落ち着いても油断は禁物です。
■余震が発生するエリア
余震が発生するエリアは、北は岩手~南は千葉と、南北500キロのエリア。これまで日本の近海で起きた巨大地震では、せいぜい100キロ程度に留まっていました。それと比較すると非常に範囲が広く、このエリア内のどこで余震が起きてもおかしくない状態です。■「ゆらゆら」とした大きな揺れは津波に注意
小刻みに「ガタガタ」というより、「ゆらゆら」揺れている場合は、震源が海底の場合もあるので、津波の可能性があります。「ゆらゆら」とした揺れを感じたら、すぐに高台へ避難してください。
■現地で復旧作業にあたる方へ
地震や津波の後片付けで、家に戻る場合は、大きな余震が続いていますので、頭を守るためにヘルメットを被ったり、万が一の時のために非常食を持つなどの備えがあるとよさそうです。
■内陸を震源とする余震
このところ、内陸を震源とする余震が増えていて、今までの揺れ方と違うという声が届いています。マグニチュードは大きくなくても、震源が陸地だったり、陸地に近い所だと、震度が大きくなります。余震は狭い範囲でたて続けに起きる傾向があるので、引き続き注意が必要です。
■最大震度が震度1~2の地震について
なお、現在、最大震度が震度1~2の地震(震源が東北の海の場合)は、非常に数が多いため気象庁が地震情報を発表していません。
【福島原発周辺の風向き】
28(月)は、高気圧の中心が福島上空を通過するため、沿岸では風向きが360℃変化します。
昼頃は東風ですが、その後は南風に変わり、夜は西風になります。風は弱く穏やかです。
1時間ごとの風向きは↓
【ピンポイント天気】でご確認頂けます。
◆計画停電に関して
▽計画停電:詳細なリスト(PDFファイル)
東京都/群馬県/栃木県/埼玉県/千葉県/神奈川県/静岡県/山梨県
(※茨城県は対象エリアになっていません)
▽グループごとの停電時間
東京電力HPへ