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2011年05月02日

                              [最終版]【東日本大震災調査結果】
屋外の作業は黄砂&UV対策を

▼現地からのリポート
「本日は、文句なしの五月晴れの天候に恵まれたにもかかわらず暴風が、今だに止むことも知らず吹き荒れているせいで、
瓦礫の撤去も出来ずに、建設業協会の方々並び我が警備員たちも強風が弱まるまで今だに待機中ですよ(>_<)」
岩手県大槌町(5/2)

「強風により今朝方看板が倒れ、電線を切って、信号がついてません」
岩手県北上市(5/2)

3(火)は風も落ち着き、ひざしが降り注ぎます。その分、砂ほこりが舞い、また、ウッスラ黄砂飛来の可能があります。花粉症の方は症状が悪化する恐れがあるので、マスクなどで対策を。
また、紫外線も強くなっています。外での作業は帽子を被ったり、首にタオルを巻くなど、UV対策がオススメです。

◆満潮時は浸水や冠水に注意
震災の影響で、東北~関東北部の太平洋沿岸では地盤沈下が発生。特に、宮城県牡鹿半島~岩手県南部の沿岸で推定1m以上も低くなりました。地盤沈下した場所では、満潮時間前後に浸水や冠水の可能性が高まります。車の走行など注意が必要です。特に満潮時の潮位が高くなる大潮の時期は、冠水や浸水に対して一層の注意が必要です。
▼大潮の時期 
5/3~6、5/18~21、6/2~4、6/16~19

各地の天気や気温は、ピンポイント天気でご確認いただけます。

【今後の余震や津波の注意点】
◆揺れたら高台へ
今後も強い余震が続く恐れがあります。海岸付近で復旧作業や家の片づけをされている方、防潮堤が破壊されている所もありますので、揺れたらすぐに近くの高台に避難して下さい。
◆急な斜面は要注意
これまでの揺れで地盤は緩んだ状態…急な斜面のすぐ下やそばには近づかないようにご注意下さい。
■引き続き、震度5以上の余震に注意
余震は収まっていく予想ですが、巨大地震であったため、今後も震度5以上やM7クラスの大きな余震に警戒が必要です。
■小さくても「ゆらゆら」とした揺れは津波に注意
小刻みに「ガタガタ」ではなく、「ゆらゆら」揺れている場合は、震源が離れており海底の場合もあるので、津波の可能性があります。
小さくても「ゆらゆら」とした揺れを感じたら、すぐに高台へ避難してください。
■現地で復旧作業にあたる方へ
大きな余震が続いていますので、地震や津波の後片付けで、家に戻る場合は、頭を守るためにヘルメットを被ったり、万が一の時のために非常食を持つなどの備えがあるとよさそうです。また、大きな余震が発生した場合は、津波を警戒し、沿岸で作業の際は高台へ避難するようにしてください。

【福島原発周辺の風向き】
【3(火)】は、南風が吹きます。

1時間ごとの風向きは、ピンポイント天気でご確認頂けます。


【東日本大震災調査 発表】
先日実施した東日本大震災調査の結果が発表されました。詳しくは【こちら】をご覧下さい。