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2011年04月22日

土砂災害や冠水に注意
←「冷たい雨にも震えながらも本日、マイ桜は満開になりました。これまで想像を絶する試練に耐えて、転んでも起き上がり、ここまで成長する事が出来ました」
福島県須賀川市(4/22)
「家の前にあったもくれんが津波で横倒し、潮水を吸ってもきれいに咲いていました。生命力を感じます。」宮城県亘理町(4/22)→
転んでも立ち上がる…植物の強さに勇気を与えられるようです。
◆本降りの雨…土砂災害に注意
太平洋側ほど本降りの雨。特に23(土)の午後はザーザーと強まる可能性があります。屋外での作業は雨具が必須。地震や余震で地盤が緩んでいるため、土砂災害に注意が必要です。

◆満潮時は浸水や冠水に注意
震災の影響で、東北~関東北部の太平洋沿岸では地盤沈下が発生しました。特に、宮城県牡鹿半島~岩手県南部の沿岸で推定1m以上も低くなりました。
23日(土)は本降りの雨。地盤沈下した場所で強い雨が長引くと、満潮前後の時間帯を中心に、浸水や冠水の可能性が高まるため、車の走行など注意が必要です。

満潮時の潮位が高くなる大潮の時期は、冠水浸水に対して一層の注意が必要です。
▼大潮の時期 
5/3~6、5/18~21、6/2~4、6/16~19

各地の天気や気温は、ピンポイント天気でご確認いただけます。

【今後の余震や津波の注意点】
◆揺れたら高台へ
今後も強い余震が続く恐れがあります。海岸付近で復旧作業や家の片づけをされている方、防潮堤が破壊されている所もありますので、揺れたらすぐに近くの高台に避難して下さい。
◆急な斜面は要注意
これまでの揺れで地盤は緩んだ状態…急な斜面のすぐ下やそばには近づかないようにご注意下さい。
■引き続き、震度5以上の余震に注意
余震は収まっていく予想ですが、巨大地震であったため、今後も震度5以上やM7クラスの大きな余震に警戒が必要です。
■「ゆらゆら」とした大きな揺れは津波に注意
小刻みに「ガタガタ」というより、「ゆらゆら」揺れている場合は、震源が海底の場合もあるので、津波の可能性があります。「ゆらゆら」とした揺れを感じたら、すぐに高台へ避難してください。
■現地で復旧作業にあたる方へ
大きな余震が続いていますので、地震や津波の後片付けで、家に戻る場合は、頭を守るためにヘルメットを被ったり、万が一の時のために非常食を持つなどの備えがあるとよさそうです。また、大きな余震が発生した場合は、津波を警戒し、沿岸で作業の際は高台へ避難するようにしてください。

【福島原発周辺の風向き】
【23(土)昼間】
日本海北部から低気圧の近づくため、南から強い風が吹きます。

【23(土)夜】
前線が通過し、ザッと雨が降った後、風向きが大きく変化。西から冷たい風が吹きます。

1時間ごとの風向きは、ピンポイント天気でご確認頂けます。