前の月へ May 2011 次の月へ
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 1 2 3 4

2011年05月04日

                              [最終版]【東日本大震災調査結果】
世界中から届く温かい心

▼現地からのリポート
←タイの寺院が炊き出しボランティアに来ていました。
「写真を撮っていたら『辛クナイカラ、ダイジョブ、ドゾ、食ベテッテ!』と、パッタイ(タイ風焼きそば)を手渡されてしまい、ちゃっかりいただいてきた。おいしかった、ありがたかった。皆、タイ語(多分)でいきいきと会話し合い、明るくて楽しそうで、彼等の笑顔がまた良かった。何も負担じゃないよ、当たり前でしょ、という気持ちが伝わってくるような笑顔だった。」
宮城県多賀城市(5/4)

◆冷たい海風が吹きヒンヤリ寒い1日に
明日5(木)は日差しが届きますが、北のエリアほど雲が広がりやすく、海から湿った冷たい風が吹きます。外での作業は上着が必須。日によって寒暖の変化が大きいので、体調を崩さないように服装で調節してください。

◆満潮時は浸水や冠水に注意
震災の影響で、東北~関東北部の太平洋沿岸では地盤沈下が発生。特に、宮城県牡鹿半島~岩手県南部の沿岸で推定1m以上も低くなりました。地盤沈下した場所では、満潮時間前後に浸水や冠水の可能性が高まります。車の走行など注意が必要です。特に満潮時の潮位が高くなる大潮の時期は、冠水や浸水に対して一層の注意が必要です。
▼大潮の時期 
5/3~6、5/18~21、6/2~4、6/16~19

各地の天気や気温は、ピンポイント天気でご確認いただけます。

【今後の余震や津波の注意点】
◆揺れたら高台へ
今後も強い余震が続く恐れがあります。海岸付近で復旧作業や家の片づけをされている方、防潮堤が破壊されている所もありますので、揺れたらすぐに近くの高台に避難して下さい。
◆急な斜面は要注意
これまでの揺れで地盤は緩んだ状態…急な斜面のすぐ下やそばには近づかないようにご注意下さい。
■引き続き、震度5以上の余震に注意
余震は収まっていく予想ですが、巨大地震であったため、今後も震度5以上やM7クラスの大きな余震に警戒が必要です。
■小さくても「ゆらゆら」とした揺れは津波に注意
小刻みに「ガタガタ」ではなく、「ゆらゆら」揺れている場合は、震源が離れており海底の場合もあるので、津波の可能性があります。
小さくても「ゆらゆら」とした揺れを感じたら、すぐに高台へ避難してください。
■現地で復旧作業にあたる方へ
大きな余震が続いていますので、地震や津波の後片付けで、家に戻る場合は、頭を守るためにヘルメットを被ったり、万が一の時のために非常食を持つなどの備えがあるとよさそうです。また、大きな余震が発生した場合は、津波を警戒し、沿岸で作業の際は高台へ避難するようにしてください。

【福島原発周辺の風向き】

【4(水)夜】
日本海にある高気圧から風が吹くので、福島県内全般に西からの風(陸から海へ向かう風)が吹きます。
【5(木)】
中通りや会津は西風が吹きますが、浜通りは弱い東風(海から陸へ向かう風)が吹きます。これから梅雨の時期によく吹くようになる冷たい海風です。

1時間ごとの風向きは、ピンポイント天気でご確認頂けます。


【東日本大震災調査 発表】
先日実施した東日本大震災調査の結果が発表されました。詳しくは【こちら】をご覧下さい。