★2026年3月の天体イベント★
日本全国で皆既月食!レグルス食や月と惑星の接近も

2026-03-01 05:00 ウェザーニュース

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2026年3月は、満月が赤銅色に見える「皆既月食」が日本全国で起こります。また、しし座の1等星レグルスが月に隠される「レグルス食」もほぼ全国で起こり、月と金星や木星の接近もあるため夜空に注目です。

レグルス食

3月2日(月)の夜に、しし座の1等星レグルスが月に隠される星食「レグルス食」が起こります。

満月に近い月の暗い縁からレグルスが隠されて、明るい縁から出現します。レグルスが潜入・出現する時刻や月の縁の位置は、観測場所によって異なります。

■レグルス食の時刻(潜入開始・出現終了)
札幌  20時24分頃 21時38分頃
仙台  20時27分頃 21時38分頃
東京  20時31分頃 21時35分頃
大阪  20時29分頃 21時23分頃
福岡  20時29分頃 21時07分頃
鹿児島 20時43分頃 20時55分頃
今回は日本の広範囲で見ることができます。九州の南端部より南の地域では見ることはできませんが、月のすぐそばをレグルスが通過するので注目です。

月は満月直前で大変明るいため、目がくらんで肉眼で見るのは難しく、双眼鏡や天体望遠鏡でも見づらいかもしれません。空が暗くなって星が見えはじめたら、早めにレグルスの位置をご確認ください。

レグルス食の瞬間を見るのが難しい場合は、隠れる前や後に月とレグルスが大接近している様子をお楽しみください。

日本全国で皆既月食

3月3日(火)の夜、日本全国で「皆既月食」が起こります。今回は日本から見やすい時間帯に起こるため期待です。今回見逃すと次回の皆既月食は3年後の2029年となります。

皆既月食は、満月が地球の影になる空間を通過するときに光が失われ赤銅色になる現象で、全国どこでも同じタイミングで起こります。

▼月食の時刻(全国共通)
部分食の始まり 3日(火) 18時49.8分
皆既食の始まり 3日(火) 20時04.0分
皆既食の最大  3日(火) 20時33.7分
皆既食の終わり 3日(火) 21時03.4分
部分食の終わり 3日(火) 22時17.6分

今回の皆既月食では、皆既食は約1時間にわたって継続します。部分食の始まりから終わりまでの全行程は3時間半に及びます。
月食の現象が起こるタイミングは全国共通ですが、その時間帯の月の見える位置は地域によって差があります。

今回の月食は食の始まりは空の低いところで始まりますが、皆既食が始まる頃にはだんだんと空の高いところに移っていきます。西日本ほど月の出が遅いため、部分食の始めから全行程を見たい場合はなるべく東側の空が開けた場所からお楽しみください。

3月の満月、英語で”Worm Moon”

農事暦における満月の呼び方
3月の月は、3日(火)20時38分に満月の瞬間を迎えます。

アメリカの先住民は季節を把握するために、各月に見られる満月に名前を、動物や植物、季節のイベントなど実に様々につけていました。農事暦(The Old Farmer's Almanac)によると、アメリカでは3月の満月を「ワームムーン(Worm Moon/イモムシ月)」と呼ぶようです。

暖かくなって地面からミミズ(Earthworm)が出てくるころ、またはカブトムシの幼虫(Worm)が木から出てくるころ、という意味で名付けられています。

金星と土星が大接近

3月上旬は、日の入り直後の西の低空で「金星」と「土星」が近づく様子を楽しめます。最接近は8日(日)頃で、1度未満まで近づくため注目です。

金星はマイナス3.9等で非常に明るいため目を引きますが、土星は1等のため双眼鏡があると見つけやすくなります。

金星は夕方に見える高度が段々と上がってきますが、土星は段々と高度が下がってきて、3月中旬以降は観測が難しくなります。

▼8日(日)に沈む時刻(東京)
金星 18:50 土星 18:50 太陽 17:42

細い月と金星が接近

3月は日が沈んだ後の西の低空で「金星(宵の明星)」を見ることができます。

3月20日(金)には月齢1.3の細い月が金星に接近します。地球照を伴った細い月と金星の共演は見物です。月は非常に細いため、空が暗くなってくると明るい金星の方が先に見えはじめるかもしれません。

日の入り45分後の高度は10度未満とかなり低いため、西の方角が開けた場所からお楽しみください。

▼20日(金)に沈む時刻(東京)
金星 19:15 月 19:17 太陽 17:52

月と木星が接近

3月は日が沈んで空が暗くなった頃、天頂付近で「木星」が明るく輝きます。木星の明るさはマイナス2.4等~マイナス2.2等で、夜空の中でもひと際明るく輝くため、空を見上げれば簡単に見つけることができます。

3月26日(木)夕方~27日(金)未明には、上弦過ぎの月と木星が接近します。夜空でも目を引く月と木星が寄り添う姿は見物です。

▼27日(金)に沈む時刻(東京)
木星 1:46 月 2:05

出典・参考
国立天文台「ほしぞら情報」https://www.nao.ac.jp/astro/sky/
国立天文台「暦計算室」https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/
アストロアーツ「星空ガイド」 https://www.astroarts.co.jp/
The Old Farmers' Almanac
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