低気圧が急発達し全国的に冷たい強風　北海道は暴風に警戒

北海道・えりも岬では最大瞬間風速40m/s超を観測

三陸沖にある低気圧が急速に発達しながら北東に進んでいます。大陸の高気圧との気圧差が大きくなり、全国的に風が強まっている状況です。

特に強いのが北海道で、えりも町えりも岬では9時39分に最大瞬間風速40.8m/sを観測しました。3月としては統計開始以来5位の記録です。また、根室市でも納沙布で11時30分に30.5m/s、根室で11時08分に29.4m/sなど、30m/s前後の暴風を観測しています。
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雪や雨が降っている北海道と本州日本海側では吹雪や横殴りの雨になっている所があり、道東の沿岸部では広い範囲で猛吹雪となっています。北海道十勝地方と宮城県東部、福島県中通り・浜通りには暴風警報が、北海道日高地方・釧路地方・根室地方、宗谷地方には暴風雪警報が発表中です。
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北海道根室市より(17日(月)10時42頃撮影)

北日本や東日本は夜まで強風続く

低気圧の東進に伴って、西日本では段々と強風が収まっていく見込みです。一方、北日本や東日本では夜まで風の強い状況が続くとみています。

北海道は道東オホーツク海側を中心に暴風雪に警戒が必要です。急激に視界が悪くなることがあるため、不要不急の外出は控えてください。雪や雨が降らない所も、飛来物や交通機関への影響に注意が必要です。

晴れている関東から西日本の太平洋側では花粉が飛散しやすくなります。花粉症の方は万全な対策が欠かせません。
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