年明け2日(金)は関東で雪の予想　強い寒気で大気の状態が不安定に

日本付近は冬型の気圧配置になっていて、関東の沖では北東の風と西寄りの風がぶつかることでシアーラインが形成されています。

明後日1月2日(金)になると上空5500m付近で−36℃以下の非常に強い寒気が、本州上空を通過する見込みです。この影響で大気の状態が不安定になり、シアーライン周辺の雲が発達しやすくなります。

関東の一部では2日(金)の午前中から雨や雪の降る所があり、夕方以降はその範囲が拡大する予想です。気温の下がる夜は東京都心を含む都市部でも雪になる可能性があります。

関東で大雪となる典型的なパターンの「南岸低気圧」ではないため、広い範囲で積雪が増加することはないとみられます。

ただ、局地的には雪雲が発達して一時的に強く降るとみられるため、内陸部を中心に雪が積もることは考えられます。現時点では雪のタイミングや強さなどの予測に不確実性があるため、最新の情報をご確認ください。
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