12月とは思えない陽気に　福岡は23℃台で記録的な高さ

日本列島の上空に12月らしからぬ暖気が流れ込んでいます。西日本や東海の上空1500m付近は＋6℃以上の暖かな空気に覆われ、0℃以上の暖気は北海道まで北上しました。

特に日差しが届いた九州は近畿、北陸などで気温が高く、15時までの最高気温は福岡市で10月中旬並みの23.2℃まで上昇。12月としては過去4番目の高さです。また、大阪市は10月下旬並みの20.8℃、金沢市は10月中旬並みの22.4℃を観測しています。北海道でも10℃を超えた所があり、紋別市は11月上旬並みの10.7℃です。

ただ、関東は冷たい空気が南風をブロックしたことで気温の上昇が押さえられ、東京都心は12.0℃と昼間でも少し寒いくらいでした。

明日21日(日)は前線の通過前と通過後で気温が大きく変化します。

前線が早くに通過する北海道や九州北部は日付が変わった直後が最高気温で、その後は夜にかけて気温が右肩下がりです。夜に最低気温となりますので、服装選びにお気をつけください。

東北や北陸、近畿なども最高気温は今日に比べると低く、夕方から夜は気温が下がる見込みです。

関東は南寄りの風が強まることで今日よりは気温が上昇します。東京都心の最高気温は今日に比べて6℃も高い18℃の予想で、寒さはそれほどなさそうです。
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