北海道　雪のピーク越えても夜にかけて暴風続く　落雪等にも注意

昨日14日(日)の夜から今日15日(月)の朝にかけて、低気圧が急速に発達しながら進んだ影響で、北海道は広い範囲で大雪となりました。9時までに観測された12時間降雪量は、大樹町大樹と遠軽町白滝で最大67cmとなり、昨冬までの12月の1位の記録を更新しています。
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11時現在は、低気圧が道東の東の海上まで進み、雪雲の隙間がかなり増えてきました。低気圧に近い道東オホーツク海側や、道央の石狩〜後志地方にはまだ活発な雪雲がありますが、多い所でも1時間に2cm前後の降雪となっています。
実況・予想天気図実況・予想天気図

この後は低気圧がさらに東へ進むため、雪雲の流れ込み方は落ち着いていく見通しです。除雪作業が進められそうですが、湿った重い雪が屋根など高所から落ちてくる可能性があります。足もとの状態も悪いため、作業の際はできるだけ複数人で、声を掛け合って行うようにしてください。
大雪ピンポイント影響予測（要ログイン）

雪は落ち着いてきましたが、風は強い状態が続いています。道東は広い範囲で平均風速が15m/s前後、局地的には20m/sを超えていて、猛吹雪となっている状況です。

視界がほとんど効かない所や、吹き溜まりが発生している所があります。強風・暴風は夜まで続く予想です。外出はなるべく控え、安全な屋内で過ごすようにしてください。
風レーダーレーダー 風モード（ウィンドフロー）

また、湿った雪と暴風の影響で、道東や日高地方では停電が発生しています。釧路市からは電線が切れてしまったという報告もあり、停電の復旧に時間がかかりそうです。毛布など、電気を使用しない防寒具でできる限り暖かくしてお過ごしください。
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写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）
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