明後日12日(金)は強烈な寒波 猛吹雪と凍てつく寒さに警戒

2025-12-10 15:59 ウェザーニュース

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明後日12日(金)の日本付近は冬型の気圧配置となり、上空には非常に強い寒気が南下します。北日本を中心に局地的な強い雪や猛吹雪のおそれがあるため警戒が必要です。
大雪ピンポイント影響予測(要ログイン)

今冬これまでで最も強い寒気が南下

明日11日(木)に前線を伴った低気圧が発達しながら通過した後、日本付近は12日(金)にかけて西高東低、冬型の気圧配置に移行します。

降水があれば平地で雪になる目安の上空1500m付近で−6℃以下の強い寒気が中四国~関東南部まで南下し、北海道の上空にはさらに強い−18℃以下の寒気が流れ込む見込みです。

札幌上空で−18℃以下を観測するケースはひと冬を通して見てもそれほど多くはなく、非常に強い寒気と言えます。さらに上空の5500m付近では−40℃前後の寒気が流れ込む予想で、大気の状態が不安定になる見通しです。雪雲が発達しやすく、局地的に強い雪が降って積雪が急増するおそれがあります。
寒気の流れ込み予想
12月に同じような寒気が南下した2023年12月18日には留萌市で12時間に60cmを超える記録的な大雪になりました。北日本日本海側や北陸、中国山地では断続的に雪が降り、猛吹雪や大雪のおそれがあります。

交通障害による影響にも注意が必要です。荒天の間は外出を極力控えて、屋内で安全を確保するようにしてください。

13日(土)になると移動性の高気圧が張り出して西から荒天のピークを越える予想です。
実況・予想天気図実況・予想天気図

全国的に凍てつく寒さに

強い寒気の南下に伴い、北日本を中心に凍てつくような厳しい寒さとなります。12日(金)の北海道は全道的に真冬日で内陸部では最低気温が−10℃を下回る地点もあります。

青森でも真冬日予想。西日本や東日本でも真冬並みの極寒で東京や名古屋の予想最高気温は10℃です。全国的に厳しい寒さとなるので最大限の防寒が欠かせません。
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