低気圧が発達しながら南米を通過　ブラジルなどで激しい雷雨のおそれ

南米大陸のほぼ真ん中を低気圧が発達しながら東に進んでいます。衛星画像では低気圧の東から北側にかけて活発な雨雲を確認することができ、こうした雲の下では雨が強まっている状況です。

低気圧は動きが遅く、現地時間の10日(水)にかけてアルゼンチン北部やパラグアイ、ブラジルの南部を通過して大西洋に抜けていくとみられます。

進路にあたるエリアで雨が強まる見通しで、局地的には1時間に50mm以上の非常に激しい雨の降るおそれがあります。活発な雨雲の周辺では雷や突風、雹などを伴う予想です。各国の気象当局は警報を発表し、警戒を呼びかけています。
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