「温州みかん」はいつまでおいしく食べられる? “みかんカレンダー”

2025-12-08 05:03 ウェザーニュース

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“こたつでみかん”の季節になってきました。皮がむきやすく、大きさも手ごろな温州(うんしゅう)みかんは、冬の定番果物です。

この温州みかん、収穫期は長く9月下旬から2月ぐらいまでですが、極早生から早生、中生、晩生などの収穫のタイミングが異なるものが栽培されているからだそうです。詳しい話を野菜ソムリエプロの吉田謹子さんに伺いました。

「極早生」から「晩生」まで間断なく出回り続ける

温州みかんは収穫時期によって「極早生」「早生」「中生」「晩生」と分類されます。

「9月下旬から10月末頃まで市場に出回る『極早生』に始まり、10月下旬から11月下旬頃は『早生』に変わります。さらに、12月上旬から12月下旬頃の『中生』、12月下旬から3月の『晩生』と間断なく市場に出回り続けます」(吉田さん)
皮は緑色でも、果肉は他のみかんと大きく変わらない
収穫時期だけなく、味にもそれぞれの個性があります。

「まず極早生は、果皮に緑色が残るものもあり酸っぱい印象を受けますが、果肉は他のみかんの見た目と大きく変わりません。最近では品種改良が進んで甘味があるものも増えています。爽やかな甘味でさっぱりとしてフレッシュな味わいで、皮が薄くてむきやすいのも特徴です。
次に早生ですが、甘味と酸味のバランスのとれた味、果汁がたっぷりで味に深みが出てきます。さらに中生になると、甘味がぐっと増してきます。酸味がほどよく抜けてまろやかになり、果汁も多いが濃厚です。皮がややしっかりしたものも多くなってきます。

温州みかんの最後となる晩生は、甘味が濃厚、酸味が抜けて非常にまろやかになります。晩生は貯蔵されてから出荷されるものも多くなり、貯蔵みかんは甘さが際立って感じられるようになります。皮は厚めでしっかりしています」(吉田さん)

紅まどんな、はれひめなども旬

温州みかん以外ではどのような種類があるでしょうか。
「11月から12月にかけて出てくるのが『はれひめ』です。オレンジ系と温州みかんなどの交配種で、オレンジ系の爽やかな香り、甘味も強いのが特徴で、果皮、中の袋(じょうのう膜)も薄いので、そのまま食べられます。

『紅まどんな』も今頃から出てきます。愛媛県が育成した品種で、果皮が非常に薄くて果肉が非常に柔らかく、ゼリーのような食感と甘い果汁、独特の香りが特徴です」(吉田さん)
温州みかんは今の時季、中生が旬に入りました。それぞれの味の特徴を感じながら、美味しくビタミンCを補給しましょう。
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