【青森東方沖で震度6強の地震、本格的な冬への備えは大丈夫ですか?】ウェザーニュース for businessで振り返る(2025/12/8~12/14)
12月第2週は、週前半に青森東方沖を震源とする大きな地震があり、東日本の広範囲で揺れを感じました。また、週後半は強い冬型の気圧配置となり、降雪や風が強まった地域もあります。
ウェザーニュース for businessでの通知設定方法、確認方法を今一度見直しながら、1週間を振り返ります。
ウェザーニュース for businessでの通知設定方法、確認方法を今一度見直しながら、1週間を振り返ります。
【夜遅くの規模の大きな地震】青森県で震度6強 津波警報も発表
12月8日(月)23時15分頃、青森県東方沖を震源とするマグニチュード7.6、深さ50kmと推定される地震が発生し、青森県八戸市で震度6強を観測しました。また、北海道太平洋沿岸中部、青森県太平洋沿岸、岩手県に津波警報が発表されました(9日(火)2時45分に注意報へ変更、6時20分に解除)。
国内で震度6強以上の揺れを観測するのは2024年1月1日に発生した能登半島地震(最大震度7)以来です。
防災科学技術研究所の速報解析では西北西ー東南東方向に圧力軸を持つ逆断層型と解析されています。メカニズムや深さ、規模などから太平洋プレートが陸のプレートに沈み込む境界付近で発生したとみられます。
岩手県久慈港で9日(火)0時10分に0.5m、青森県むつ小川原港では8日(月)23時43分に0.4m、北海道浦河では9日(火)0時6分に0.4mの津波を観測しました。
今後1週間程度は同じ震源で規模の大きな地震が発生しやすくなるため、揺れが大きかった地域では警戒が必要です。12月11日現在、気象庁からは北海道・三陸沖後発地震注意情報が発表されています。
国内で震度6強以上の揺れを観測するのは2024年1月1日に発生した能登半島地震(最大震度7)以来です。
防災科学技術研究所の速報解析では西北西ー東南東方向に圧力軸を持つ逆断層型と解析されています。メカニズムや深さ、規模などから太平洋プレートが陸のプレートに沈み込む境界付近で発生したとみられます。
岩手県久慈港で9日(火)0時10分に0.5m、青森県むつ小川原港では8日(月)23時43分に0.4m、北海道浦河では9日(火)0時6分に0.4mの津波を観測しました。
今後1週間程度は同じ震源で規模の大きな地震が発生しやすくなるため、揺れが大きかった地域では警戒が必要です。12月11日現在、気象庁からは北海道・三陸沖後発地震注意情報が発表されています。
【設定は大丈夫ですか?】改めて地震・津波情報の見方や設定を確認しましょう
12月8日深夜に発生した三陸沖の地震を受け、12月11日現在、気象庁からは「北海道・三陸沖後発地震注意情報」が発表されています。
これは、通常時と比べて相対的に大規模地震が発生する可能性が高まっている状況であり、引き続き注意が必要です。
大きな地震が起きた際や津波情報が発表された場合は、迅速な情報確認と避難行動が求められます。
ウェザーニュース for businessでは、地震や津波発生時にすぐに状況を把握できる確認フローをご用意しています。
プッシュ通知の設定方法や、有事の際に優先して確認すべきページについても、以下のリンクでご紹介しています。
>>地震・津波発生時の確認フロー
次の地震に備えるためにも、この機会に必ず設定内容を見直し、従業員の皆さまの安全確保にお役立てください。
これは、通常時と比べて相対的に大規模地震が発生する可能性が高まっている状況であり、引き続き注意が必要です。
大きな地震が起きた際や津波情報が発表された場合は、迅速な情報確認と避難行動が求められます。
ウェザーニュース for businessでは、地震や津波発生時にすぐに状況を把握できる確認フローをご用意しています。
プッシュ通知の設定方法や、有事の際に優先して確認すべきページについても、以下のリンクでご紹介しています。
>>地震・津波発生時の確認フロー
次の地震に備えるためにも、この機会に必ず設定内容を見直し、従業員の皆さまの安全確保にお役立てください。
週後半は強い冬型の気圧配置 風も強まる
先週は週後半に強い冬型の気圧配置となり、北日本の日本海側を中心に大雪となりました。
また、東日本では等圧線が混み合い、広い範囲で風が強まる状況となりました。北海道沿岸の一部では最大風速が20m/sを超えた地点も見られました。
関東も強風に見舞われ、東京・羽田では7時までに最大風速18.4m/s、最大瞬間風速24.7m/sを観測しています。沿岸部に限らず内陸の地域でも風が強く、栃木・奥日光では午前7時までに最大風速14.6m/s、最大瞬間風速24.8m/sを記録しました。
今回のような西高東低の冬型の気圧配置では、日本海側で雪が降りやすくなる一方、等圧線の間隔が狭い場合は太平洋側も含め全国的に風が強まる傾向があります。冬季には頻繁に見られる典型的なパターンです。
気圧配置は「天気図」メニューで確認でき、1週間先までの予想天気図もチェック可能です。
さらに、風の強さや風向は「風の予想(地上付近)」メニューで確認できます。各拠点の詳細予測でも風向・風速を把握できますが、このメニューではマップ上で視覚的に確認できるため、複数拠点をお持ちのお客様には全体像の把握に特に役立ちます。
また、「写真&動画リポート」は、現地に行けない場合やライブカメラでは状況がつかみにくいときに便利です。
ある日時の1時間単位・日単位で、一般の方から投稿された写真や動画つきのリポートを確認できます。
冬季は山を一つ越えるだけで天気が大きく変わることも多く、現地の状況把握がとても重要になります。そうした際に、このリポートは周辺の実際の様子を把握する手がかりとして活用いただけます。
また、東日本では等圧線が混み合い、広い範囲で風が強まる状況となりました。北海道沿岸の一部では最大風速が20m/sを超えた地点も見られました。
関東も強風に見舞われ、東京・羽田では7時までに最大風速18.4m/s、最大瞬間風速24.7m/sを観測しています。沿岸部に限らず内陸の地域でも風が強く、栃木・奥日光では午前7時までに最大風速14.6m/s、最大瞬間風速24.8m/sを記録しました。
今回のような西高東低の冬型の気圧配置では、日本海側で雪が降りやすくなる一方、等圧線の間隔が狭い場合は太平洋側も含め全国的に風が強まる傾向があります。冬季には頻繁に見られる典型的なパターンです。
気圧配置は「天気図」メニューで確認でき、1週間先までの予想天気図もチェック可能です。
さらに、風の強さや風向は「風の予想(地上付近)」メニューで確認できます。各拠点の詳細予測でも風向・風速を把握できますが、このメニューではマップ上で視覚的に確認できるため、複数拠点をお持ちのお客様には全体像の把握に特に役立ちます。
また、「写真&動画リポート」は、現地に行けない場合やライブカメラでは状況がつかみにくいときに便利です。
ある日時の1時間単位・日単位で、一般の方から投稿された写真や動画つきのリポートを確認できます。
冬季は山を一つ越えるだけで天気が大きく変わることも多く、現地の状況把握がとても重要になります。そうした際に、このリポートは周辺の実際の様子を把握する手がかりとして活用いただけます。
この先の天気傾向の見通し 本格的な冬への備えを
12月11日(木)、気象庁は12月13日から来年1月12日までの1か月予報を発表しました。
この先は冬型の気圧配置が長続きせず、北日本〜西日本は平年より気温が高い予想です。日本海側の降水量・降雪量も少なめの傾向にあります。
>>気象庁1ヶ月予報(12月11日発表)
ただし、冬型が続かない見通しであっても、一時的な冬型の気圧配置で降雪となる可能性も十分あります。
また、その後に気温が上昇すると雪崩や落雪の危険が高まる場合もあり、状況の変化には十分な注意が必要です。
これから年末年始にかけてお休みに入られるケースもあると思いますので、今のうちに冬季限定メニューや冬の使い方をぜひご確認ください。
>>冬季限定メニューのご案内
加えて、冬は日本海側を中心に「雷」への注意も欠かせません。雷は夏のイメージが強いですが、冬季は発雷頻度が高まる地域があり、特に日本海側では強い雷が発生しやすくなります。冬の雷は一発のエネルギーが非常に大きくなるケースも確認されており、落雷による設備障害や停電リスクを踏まえた備えが重要です。
ウェザーニュース for businessでは、皆様を冬季の雷リスクからお守りするため、事前の予測も含め以下のメニューをご提供しています。
※こちらはオプションコンテンツとなっており、一部のお客様にはご提供しておりません。
>>落雷リスクモニタリングについて
>>発雷確率メニューのご案内
冬の気象リスクは降雪・強風に限らず、雷も含めて多岐にわたります。冬本番となる前の今のうちに、改めて各種メニューをご確認いただき、安全管理にお役立てください。
この先は冬型の気圧配置が長続きせず、北日本〜西日本は平年より気温が高い予想です。日本海側の降水量・降雪量も少なめの傾向にあります。
>>気象庁1ヶ月予報(12月11日発表)
ただし、冬型が続かない見通しであっても、一時的な冬型の気圧配置で降雪となる可能性も十分あります。
また、その後に気温が上昇すると雪崩や落雪の危険が高まる場合もあり、状況の変化には十分な注意が必要です。
これから年末年始にかけてお休みに入られるケースもあると思いますので、今のうちに冬季限定メニューや冬の使い方をぜひご確認ください。
>>冬季限定メニューのご案内
加えて、冬は日本海側を中心に「雷」への注意も欠かせません。雷は夏のイメージが強いですが、冬季は発雷頻度が高まる地域があり、特に日本海側では強い雷が発生しやすくなります。冬の雷は一発のエネルギーが非常に大きくなるケースも確認されており、落雷による設備障害や停電リスクを踏まえた備えが重要です。
ウェザーニュース for businessでは、皆様を冬季の雷リスクからお守りするため、事前の予測も含め以下のメニューをご提供しています。
※こちらはオプションコンテンツとなっており、一部のお客様にはご提供しておりません。
>>落雷リスクモニタリングについて
>>発雷確率メニューのご案内
冬の気象リスクは降雪・強風に限らず、雷も含めて多岐にわたります。冬本番となる前の今のうちに、改めて各種メニューをご確認いただき、安全管理にお役立てください。
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