今週は上空に強い寒気が南下　日本海側は大雪や吹雪に注意

大陸方面から大きな寒気の塊が近づいていて、明日夜から日本付近に流れ込んできます。

特に3日(水)から4日(木)にかけて寒気の南下のピークとなり、上空1500m付近で−6℃のラインが西日本、東日本の太平洋側まで南下する見込みです。北海道付近はさらに強い−12℃以下の寒気に覆われます。

冬型の気圧配置が強まり、日本海側の広い範囲で雪が予想されます。
札幌や秋田は3日(水)から5日(金)にかけて断続的に雪が降り、新潟や金沢でも3日(水)と4日(木)は雪が降る予報です。
雨雪レーダー雨雪レーダー

北陸から山陰にかけての平地でも雪に変わり各地で初雪が観測される可能性があります。北日本の日本海側や北陸、関東甲信北部の山沿いなどは断続的に雪が降り、積雪が大きく増える心配があります。

3日(水)から4日(木)朝までの24時間だけで、東北南部や北陸の山間部で40〜50cmの雪が積もり、その後、5日(金)にかけてさらに積雪が増えると予想されます。

平地でも霰(あられ)や雹(ひょう)の降る所があるため油断が出来ません。
ドライブリスク予報

12月のスタートとなる今日1日(月)は各地で小春日和になっていますが、週の中頃をピークに冬本番の寒さとなりそうです。

東日本と西日本でも寒さが増し、3日(水)から5日(金)は最高気温が10℃を少し超える程度の所が多くなります。
4日(木)の名古屋の最高気温は9℃くらいとなり、雲が広がりやすいこともあって一層寒く感じそうです。

朝晩は都市部でも5℃を割り込む日が増えてきますので、就寝時も体が冷えないように注意をしてください。体調管理に注意が必要な1週間になります。
この先10日間の服装予報