【一気に冬に前進、雪のエリアも拡大】ウェザーニュース for business振り返り(2025/11/17〜11/23)

2025-11-24 12:29 ウェザーニュース

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11月第3週の前半は強い寒気が流入。北海道だけでなく、東北でも大雪となった所があり、初雪観測エリアも拡大しました。また、全国的に冬の寒さが到来、一気に季節が進んだと感じた方も多かったのではないでしょうか。ウェザーニュース for businessでこの一週間を振り返ります。

週のはじまりは北日本から寒気流入

17日(月)は、強い寒気の南下に伴い、夕方になって北海道の各地で雪が強まってきました。日没を過ぎたこともあって地上付近の気温が下がっているため積もりやすく、17時までの1時間には下川町で3cm、名寄市や富良野市では2cmの積雪増加が観測されました。
>>過去の積雪深はアメダスからも確認可能

18日(火)は仙台でも初雪、青森・酸ケ湯で最早の積雪1m到達

18日(火)の日本列島は強い寒気が南下してきたため、前日17日(月)よりも大幅に気温が低くなりました。同じ時間帯で10℃以上低い所もあって体感は一変。
関東以西も気温の上がり方は鈍く、東京都心は昨日より6.9℃低い13.6℃、福岡市は8.1℃低い11.0℃に留まり、昼間でも厚手の上着が必要なくらいの寒さとなりました。

また、北日本の日本海側や北陸などで雪や雨が続き、内陸部や山沿いで積雪が増加。青森県・酸ケ湯では過去最も早く積雪が1mに到達しました。午後は雪雲の一部が太平洋側まで拡大し、仙台などでも初雪を観測しました。
>>仙台で初雪を観測 東北は太平洋側まで雪雲拡大
>>青森・酸ケ湯で最早の積雪1m到達

また、19日(水)朝は滋賀県と岐阜県の県境付近に位置する伊吹山が雪化粧し、初冠雪が観測されました。西日本では今季初の観測で、雪化粧した姿は少し離れた名古屋市内からも確認できました。彦根地方気象台からも雪の積もっている様子が確認でき、平年より1日早く、昨年より12日早い初冠雪を発表しています。
>>滋賀・岐阜県境の伊吹山で初冠雪、西日本に位置する山では今季初

20日(木)は水戸で初雪を観測 関東地方で今年最初

この週は、寒気が居座り、さらに関東の南岸にある低気圧に伴う湿った空気が流れ込んだことで所々で雨雲が発生し、20日(木)朝には、水戸で初雪が観測されました。関東地方では今年最初の観測となりました。平年よりも29日早く、昨年より23日早い観測です。

<補足>
東京・大阪を除く気象台では現在は雪の目視観測は行っておらず、測器による自動観測(気温・湿度・感雨による自動判定)です。同じ気温でも湿度が低いほど雪になるという法則から判定されています。自動観測は連続的に観測が可能なため、初雪は目視観測よりも早い時期に記録される傾向があります。なお、初雪の発表には「みぞれ(雪まじりに降る雨)」も含まれます。

週末は紅葉が各地で見頃に

週末は、広範囲で日差しが届き、行楽日和となりました。西・東日本では各地で紅葉が見頃となり、ウェザーニュースアプリ会員の皆さんからはたくさんの絶景写真が届いています。
ウェザーニュース for businessの写真&動画リポートでは、キーワード「紅葉」などの検索や過去のリポートを振り返って見ることが可能です。
写真&動画リポートはこちら>>
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