週刊地震情報 2025.11.16
三陸沖の地震活動 過去にもM6超の地震が続発した領域
国内:三陸沖でM6.4 24時間以内に4回のM6超
M6クラスが多発する続発領域
政府の地震調査研究推進本部が一連の地震活動に関して発表を行い、その中で今回の地震は、同規模の地震が続けて発生しやすい領域(続発領域)内で発生していると述べています。
同様の活動は1989年や1992年にみられました。1989年は10月27日と29日にマグニチュード6クラスが起き、11月2日に最大規模となるマグニチュード7.1が発生して最大震度4、岩手県宮古港で53cmの津波を観測しています。
1992年は7月16日にマグニチュード6.1を筆頭とする地震活動のあと、18日にマグニチュード6.9の地震があり、11日後の29日にもマグニチュード6.3が起きました。
今回の地震も依然として活動は続いていて、14日(金)にもマグニチュード5.4の地震が発生しています。もうしばらくは注意が必要です。
同様の活動は1989年や1992年にみられました。1989年は10月27日と29日にマグニチュード6クラスが起き、11月2日に最大規模となるマグニチュード7.1が発生して最大震度4、岩手県宮古港で53cmの津波を観測しています。
1992年は7月16日にマグニチュード6.1を筆頭とする地震活動のあと、18日にマグニチュード6.9の地震があり、11日後の29日にもマグニチュード6.3が起きました。
今回の地震も依然として活動は続いていて、14日(金)にもマグニチュード5.4の地震が発生しています。もうしばらくは注意が必要です。
世界:キプロスでM5クラスの地震が複数発生
アメリカ地質調査所の解析によるマグニチュード6以上の地震は1回発生しています。最も大きな地震は、前述の三陸沖で発生したマグニチュード6.0です。(気象庁の解析はマグニチュード6.4)
今回は地中海東部に位置するキプロスの地震に注目します。日本時間の12日(水)23時23分頃、キプロス東部を震源とするマグニチュード5.3、深さ約10kmと推定される地震が発生しました。地震のメカニズムは北北東ー南南西方向に圧力軸を持つ逆断層型と解析されています。
また、この地震の5時間前にはマグニチュード5.2の地震があり、そのほかにもマグニチュード4超の地震が2回発生していました。一連の地震による被害は報告されていません。
キプロスはアフリカプレートとユーラシアプレート(アナトリアプレート)の境界付近に位置していて、地震が多い領域です。ただ、マグニチュード6を超えるような地震の頻度は小さく、近年で最も大きい地震は1996年のマグニチュード6.8です。
今回は地中海東部に位置するキプロスの地震に注目します。日本時間の12日(水)23時23分頃、キプロス東部を震源とするマグニチュード5.3、深さ約10kmと推定される地震が発生しました。地震のメカニズムは北北東ー南南西方向に圧力軸を持つ逆断層型と解析されています。
また、この地震の5時間前にはマグニチュード5.2の地震があり、そのほかにもマグニチュード4超の地震が2回発生していました。一連の地震による被害は報告されていません。
キプロスはアフリカプレートとユーラシアプレート(アナトリアプレート)の境界付近に位置していて、地震が多い領域です。ただ、マグニチュード6を超えるような地震の頻度は小さく、近年で最も大きい地震は1996年のマグニチュード6.8です。
出典・参考
※日本国内の震源・震度の情報は特に記載が無ければ気象庁より。海外の震源情報は特に記載が無ければアメリカ地質調査所(USGS)より。発表機関により震源情報に差が生じることがあります。
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