北には真冬日、西には夏日
気温差が非常に大きい一日に

北日本は昨日7日(金)日中から寒気が強まり、今日も寒い一日となりました。札幌では予想よりも雪が長引いた影響で、最高気温は1.9℃にとどまっています。これは12月中旬並みの気温です。

全国で最高気温が最も低くなったのは、北海道遠軽町白滝で11時47分に観測された−1.7℃となっています。北海道では白滝を含め7地点で、最高気温が氷点下の真冬日となりました。
寒気の流れ込み予想

関東は、高気圧の縁を回る冷たい東風の影響で気温の上昇が鈍く、東京都心の最高気温は昨日より4.2℃低い17.5℃となりました。

一方、東海から西日本は朝から晴れた所が多く、比較的暖かな空気に覆われたため、過ごしやすい気温になりました。九州では25℃を超えた所もあります。熊本の夏日は10月26日以来、13日ぶりです。
全国のアメダス観測値・ランキング

明日9日(日)は前線を伴った低気圧が、西日本から東日本と北日本をそれぞれ通過します。低気圧に向かって暖気が流れ込むため、今日より気温の上がる所が多い見込みです。特に、北海道や東北北部は大幅に上がり、寒さが和らぎます。北海道は山あいを中心に、融雪による路面状態の悪化に注意してください。
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雨が止むのが早い九州は、明日も25℃近くまで上がる所があります。昼間は上着なしでも過ごせそうです。

一方、関東甲信や東海、近畿は冷たい雨になり、最高気温は今日と同じか少し低くなる見込みです。暖かい服装でお過ごしください。
明日の服装予報