【季節の進みと台風・津波】ウェザーニュース for business振り返り(2025/11/3〜11/9)
三連休最終日は日本海側を中心に強雨やあられ
三連休最終日の11月3日(月)文化の日は、上空5500m付近で−30℃以下の寒気を伴う気圧の谷が、日本海から本州付近に接近しました。大気の状態が非常に不安定になり、東北から山陰にかけて日本海側の広い範囲で雨雲が発達し、局地的な雷雨となりました。
また、北陸地方を中心にあられのリポートも届きました。
>>関連記事:局地的に雨雲が発達 日本海側で強雨や雷、突風など注意
また、北陸地方を中心にあられのリポートも届きました。
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東京・近畿地方で木枯らし1号
3日(月)の日本付近は一時的に冬型の気圧配置となり、関東南部では段々と風が強まり、東京都心では午後になって「木枯らし1号」の発表基準を満たす8m/s以上の最大風速を観測しました。東京地方の木枯らし1号は昨年に比べて4日早い発表です。
>>関連記事:東京地方で木枯らし1号
また、近畿地方でも北寄りの風が強まり、大阪管区気象台は本日、木枯らし1号が吹いたと発表しました。昨年より4日早い発表です。
>>関連記事:近畿地方で木枯らし1号
寒気が南下しているため晴れている割に気温は低く、15℃を少し超える程度で経過しました。冷たい北風も加わることで体感温度はさらに低下しました。
>>関連記事:東京地方で木枯らし1号
また、近畿地方でも北寄りの風が強まり、大阪管区気象台は本日、木枯らし1号が吹いたと発表しました。昨年より4日早い発表です。
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寒気が南下しているため晴れている割に気温は低く、15℃を少し超える程度で経過しました。冷たい北風も加わることで体感温度はさらに低下しました。
台風26号(フォンウォン)が発生
11月6日(木)3時、マリアナ諸島で台風26号(フォンウォン)が発生しました。今月2つ目の台風発生です。
世界の各気象機関のモデルや10日先までの進路確率をみると、6日(木)18時時点では、台風26号はマリアナ諸島からフィリピンのルソン島へ向けて西北西に進み、南シナ海で進路を北寄りに変えて台湾方面に北上する予想で、そこから東進して沖縄方面に近づく可能性がありました。
9日(日)15時時点では大型で非常に強い勢力に発達し、フィリピンの東を西進しています。10日(月)朝にかけてフィリピンに接近・上陸する予想です。
沖縄ではうねりを伴った高波のほか、強風や大雨などの可能性もあるため今後の台風情報に注意してください。
>>台風情報の見方
世界の各気象機関のモデルや10日先までの進路確率をみると、6日(木)18時時点では、台風26号はマリアナ諸島からフィリピンのルソン島へ向けて西北西に進み、南シナ海で進路を北寄りに変えて台湾方面に北上する予想で、そこから東進して沖縄方面に近づく可能性がありました。
9日(日)15時時点では大型で非常に強い勢力に発達し、フィリピンの東を西進しています。10日(月)朝にかけてフィリピンに接近・上陸する予想です。
沖縄ではうねりを伴った高波のほか、強風や大雨などの可能性もあるため今後の台風情報に注意してください。
>>台風情報の見方
北日本中心に雨から雪へ変化
今日7日(金)は冬型の気圧配置となり、上空には強い寒気が南下してきました。
北海道では内陸や山沿いから雨が雪に変わり、市街地でも雪が積もった所があります。
>>関連記事:北海道内陸部で雪が積もり始める 今夜は都市部でも積雪のおそれ
本格的な雪の季節が始まる前に、ウェザーニュース for businessの冬季のコンテンツを上手く活用して減災・防災に役立てていただけるよう、11月11日(火)14時〜使い方セミナーを開催します。是非、ご参加ください。
>>開催概要はこちら
北海道では内陸や山沿いから雨が雪に変わり、市街地でも雪が積もった所があります。
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週末は前線が通過し広範囲で雨
8日(土)は移動性高気圧が大陸から日本海に移動し、広く日差しが届いてお出かけ日和となりました。
一方、9日(日)になると大陸から前線が接近・通過して北海道から九州の広い範囲で本降りの雨になりました。前線に近い日本海側では一時的に雨が強まり、雷雨のところもありました。
>>関連記事:近畿や東海で土砂降りの雨、活発な雨雲は段々と東へ
一方、9日(日)になると大陸から前線が接近・通過して北海道から九州の広い範囲で本降りの雨になりました。前線に近い日本海側では一時的に雨が強まり、雷雨のところもありました。
>>関連記事:近畿や東海で土砂降りの雨、活発な雨雲は段々と東へ
三陸沖でM6.9の地震 岩手県と宮城県で震度4、津波注意報発表
9日(日)17時03分頃に三陸沖で発生した地震により、岩手県に津波注意報が発表されましたが、20時15分に解除されました。この地震により、最大で0.2mの津波が観測されました。
[震源、規模]
震源地:三陸沖
マグニチュード:6.9
震源の深さ:16km
[各地の検潮所で観測した津波の観測値]
9日(日)18時33分までの最大波の高さ
大船渡 18時25分 0.2m
久慈港 17時52分 0.2m
宮古 18時14分 0.1m
釜石 17時37分 0.1m
>>関連記事:三陸沖でM6.9の地震 岩手県と宮城県で震度4
>>関連記事:岩手県の津波注意報を解除 三陸沖でM6.9の地震 (20時15分現在)
[震源、規模]
震源地:三陸沖
マグニチュード:6.9
震源の深さ:16km
[各地の検潮所で観測した津波の観測値]
9日(日)18時33分までの最大波の高さ
大船渡 18時25分 0.2m
久慈港 17時52分 0.2m
宮古 18時14分 0.1m
釜石 17時37分 0.1m
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【気候変動番組】100年天気予報~サンマもシャケも高級魚になる日?変わる海と食卓、気候変動のリアル~
専門番組「100年天気予報」。毎週、違った角度から“未来の気候”に迫ります。
秋の味覚といえばサンマ、シャケ。でも、近年その姿が少しずつ変わってきています。海水温の上昇、川の水量の変化、そして魚の“北上”。気候変動が、私たちの「旬の魚」に静かに影響を与えています。
2025年の今、サンマは一時的な豊漁のニュースもある一方、サケの遡上は全国的に減少傾向。そして、銚子ではイワシが“1890倍”という記録的な水揚げを見せるなど、海のバランスが大きく変わり始めています。
番組では、東北の漁業データや最新研究、そして森・川・海をつなぐ「サーモンネーション」「サーモンセーフ」の取り組みも紹介。さらに、家庭でできる“新しい旬”の楽しみ方まで。
<内容>
・今年のサンマは豊漁?それでも残る資源管理の課題
・シャケが川をのぼれない?全国で進む遡上数の減少
・東北の海で増えるブリ・フグ、“魚の北上”現象
・サケが教えてくれる自然のつながり「サーモンネーション」
・未利用魚で見る“新しい旬の形”
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