上空に寒気を伴った低気圧が接近　午後は北陸、東北で雷雨のおそれ

今日は上空5500m付近で−30℃以下の寒気を伴った低気圧が日本海を進んでいます。

低気圧の周辺では大気の状態が不安定になっていて、衛星画像では東側に活発な雨雲が広がっていることが確認できます。雲は上空の高い所まで発達していて、海上では雷を観測し始めました。
現在の発雷観測状況 雷レーダー現在の発雷観測状況 雷レーダー

低気圧の東進とともに、北陸や東北では午後にかけて雨の所が増えてくる見込みです。
ひまわり衛星雲画像ひまわり衛星雲画像

午後は東北日本海側から北陸の広い範囲で雨が降り、活発な雨雲がかかるタイミングでは1時間に20mm前後の強い雨となる可能性があります。

強雨に加えて雷や雹(ひょう)、霰(あられ)、突風などを伴うおそれがあるため、天気の急変に注意が必要です。

夕方以降は東北の太平洋側にも雨雲が広がりますので、今は晴れている所も油断をせず、お出かけになる際は雨具を用意してください。
雨雲レーダー雨雲レーダー

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出典・参考
気象衛星画像：NICT 情報通信研究機構