台風24号(フンシェン)はフィリピンを通過　沖縄・先島は湿った空気で強雨

▼台風24号　10月19日(日) 9時
　中心位置　　　フィリピン
　大きさ階級　　／／
　強さ階級　　　／／
　移動　　　　　西北西　30 km/h
　中心気圧　　　1002 hPa
　最大風速　　　18 m/s (中心付近)
　最大瞬間風速　25 m/s
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台風進路予測Max最大10日先まで延長 進路確率も

台風24号は沖縄〜日本の南に位置する亜熱帯高気圧の縁に沿って西寄りに進んでいます。今夜にかけてフィリピンを北上したあとは、南シナ海を西南西に進む見通しです。

南シナ海に達した後は勢力をやや強め、一時的に暴風域を伴うとみられます。週後半にはベトナムに影響する見込みです。
世界各国の進路予想（要ログイン）
最大10日先まで延長 台風進路予測Max（要ログイン）

沖縄からは離れた進路が予想されているものの、台風の発達に伴って間接的な影響が及んでいます。台風と太平洋高気圧の間を吹く東寄りの風が湿った空気を送り込み、先島諸島を中心に雨雲が発達している状況です。石垣島のアメダス盛山では8時44分までの1時間に36.0mmの激しい雨を観測し、10月の1位の記録を更新しました（統計期間2013年〜）。

週明けとなる明日20日(月)は停滞前線の影響も加わり、さらに雨が降りやすくなる見込みです。雨量もまとまるおそれがあるため、随時最新の気象情報を確認するようにしてください。
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今日･明日〜2週間先までの週間天気予報今日･明日〜2週間先までの週間天気予報

台風の発生は、8日(水)に発生した台風23号以来で、今月4つ目です。10月の台風発生数の平年値は3.4個で、今年はこれを上回りました。

来週にかけて太平洋高気圧が南に退いて、寒気が南下しやすくなるため、10月前半に比べると日本列島には台風の接近しにくい気圧配置に変わってきています。

台風シーズンもそろそろ終わりに向かう見通しです。
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気圧変化·頭痛対策の参考に＜天気痛予報＞

北西太平洋や南シナ海で発生した台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

台風24号の「フンシェン(Fengshen)」は中国が提案した名称で「風神」のことです。
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