来週は寒気が南下し北日本に冬の気配　西日本はようやく秋らしい気温に

20日(月)頃から北日本の上空に寒気が流れ込んできます。平地で雪の降る目安となる上空1500m付近で−6℃以下の寒気が北海道の道北まで南下し、山で雪の降る目安の0℃以下の寒気は東北まで覆う見込みです。

こうした状況は24日(金)頃まで続くとみられます。寒気の南下によって、西日本などに季節外れの残暑をもたらしていた暖気も南に後退するため、全国的にこれまでよりも気温が下がる予想です。
寒気の流れ込み予想

寒気の影響が強い札幌市は最高気温が10℃前後までしか上がらず、最低気温は5℃未満の日が続く予想です。11月上旬頃の気温で少し季節を先取りする寒さになります。

関東は雲が広がりやすいこともあって気温が上がらず、東京都心は20℃に届かない日が増えそうです。朝晩は10℃近くまで下がるため、暖房が欲しくなるくらいに冷え込みます。

季節外れの暑さが続いていた西日本もようやく秋らしい気温になり、大阪市や福岡市でも来週は25℃を超える日がありません。沖縄も記録的な高温傾向は解消する見通しです。
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