西日本の残暑にようやく終息の兆し　来週はようやく秋らしい体感に

西日本では異例の残暑が続いています。昨日12日(日)には鹿児島県肝付町のアメダス肝付前田で35℃を観測し、国内でも観測史上最も遅い猛暑日の記録を更新しました。

今週も上空約1,500mで+15℃以上の夏のような強い暖気が西日本の上空に残る予想です。晴れる日には30℃を超えて10月中旬とは思えない厳しい残暑となる見込みです。農作業や運動会の練習等、長時間過ごす場合は念のため脱水症や熱中症に注意してください。
熱中症情報 暑さ指数(WBGT)を確認

週末の18日(土)から19日(日)にかけて、低気圧が北日本付近を通過し、そこからのびる寒冷前線が日本列島を通過します。

寒冷前線の通過後には西高東低の気圧配置が天気図上にあらわれ、上空には寒気が南下してくる予想です。北海道の上空約1,500mには−3℃以下の寒気が流れ込み、山沿いでは降水があれば雪になる可能性があります。来週の北海道は最高気温が10℃台前半の日が多くなり、晩秋を感じさせる寒さとなります。

西日本でも暖気は南に離れる予想で、これによって長引いていた西日本の残暑もようやくピークを越える見通しです。最高気温が20℃台前半の日が多くなり、ようやく平年並みの秋らしさを実感できそうです。体感の変化が大きくなるので、体調を崩さないように注意してください。
この先の気温は？2週間天気予報この先の気温は？2週間天気予報