北海道・旭岳で初冠雪を観測　平年より14日遅く、昨年より11日早い

今日10月9日(木)、旭川地方気象台は旭岳(あさひだけ)の初冠雪を発表しました。先日7日に観測された利尻山に続き、今季2つめの初冠雪の便りです。

山頂付近は昨夜から氷点下に

北海道は昨日8日(水)に寒冷前線が通過し、広い範囲で雨が降りました。前線通過後の夜には上空1500m付近に0℃以下の寒気が流れ込み、標高が2291mと北海道の最高峰である大雪山系・旭岳の山頂付近では氷点下の冷え込みになったとみられます。
寒気の流れ込み予想

降水があれば雪になる条件となっていて、今朝晴れたことで冠雪が確認できたとみられます。平年より14日遅く、昨年よりは11日早い観測です。先日7日の利尻山に続き、今季2つめの初冠雪の発表となりました。

今日この後の旭岳周辺は、高気圧に覆われて晴天が続きます。気温は低く、今夜遅くから明日10日(金)にかけては再び降水がある見込みです。まだ発表がない北海道の山々でも、初冠雪の便りが届くかもしれません。
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写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）
Chiさん