今日は満月　10月の満月は別名「ハーベストムーン（収穫月）」

東日本各地と北日本太平洋側は前線や湿った東風の影響を受けるため、お月見は難しそうです。

西日本各地や東北日本海側はスッキリしない天気ですが、雲の合間から観察できる可能性があります。

南西諸島は高気圧に覆われバッチリ満月が見られそうです。九州東シナ海側や北海道オホーツク海側は早い時間ほど満月を見られるチャンスです。
GPS検索 ピンポイント天気予報ピンポイント天気予報

▼各地の日の入り時刻・月の出時刻
根室　日の入り 16時50分　月の出 16時38分
仙台　日の入り 17時12分　月の出 17時02分
東京　日の入り 17時18分　月の出 17時10分
大阪　日の入り 17時35分　月の出 17時28分
福岡　日の入り 17時56分　月の出 17時51分
那覇　日の入り 18時11分　月の出 18時07分
各地の日の出日の入り・月の出月の入り時刻

アメリカの先住民は季節を把握するために、各月に見られる満月に名前を、動物や植物、季節のイベントなど実に様々につけていました。

農事暦（The Old Farmer's Almanac）によると、10月の満月は「ハンターズムーン（Hunter's Moon／狩猟月）」と呼ばれることもありますが、今年は10月の満月を「ハーベストムーン（Harvest Moon／収穫月）」と呼ぶようです。

ハーベストムーンは秋分に最も近い満月を指し、農産物を収穫する秋にちなんでこの名前がつけられたと言われています。9月の満月がそう呼ばれることもありますが、今年は秋分により近い10月7日の満月がハーベストムーンとなります。
お天気ニュース記事一覧お天気ニュース 記事一覧

満月の瞬間がいつになるのかは、太陽・地球・月の位置関係によって計算ができます。

地球から見て、太陽の方向と月の方向の差（黄経差）が0度の瞬間が朔（新月）、90度の瞬間が上弦（半月）、180度の瞬間が望（満月）、270度の瞬間が下弦（半月）と定義されていて、およそ1か月弱で1周します。

つまり満月は、地球から見て太陽と月がほぼ正反対の方向にならぶ瞬間（太陽、地球、月の順に、ほぼ一直線にならぶ瞬間）を指します。

この位置関係の変化によって、地球から見ると月に太陽光が当たっている部分が変わるため、三日月や上弦、満月、下弦など、満ち欠けが移り変わっていくことになります。
関連記事「天文・星空情報」

---

出典・参考など
The Old Farmers' Almanac、国立天文台「ほしぞら情報」、国立天文台「暦計算室」