来週10月6日(月)は中秋の名月
十五夜お月さま見える天気?

2025-10-02 10:56 ウェザーニュース

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来週、10月6日(月)は旧暦8月15日にあたり、夜には「中秋の名月」が昇ります。秋の夜長を明るく照らす十五夜のお月さまを見上げてみてはいかがでしょうか。

6日(月)夜の天気を解説します。

気になる天気は

10月6日(月)の夜は、前線の影響で東北南部や北陸から山陰にかけて雨が降ります。また、関東付近にも東寄りの風が吹き込むため、山沿いを中心に雨の降る所がある予想です。中秋の名月を見るのは難しいかもしれません。

北海道から東北北部や西日本、沖縄は、雲がありながらも広い範囲で隙間や薄雲越しに観測のチャンスがありそうです。特に九州の北部や東シナ海側はバッチリ見られる所があるとみています。
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中秋の名月とは

中秋の名月とは、月の満ち欠けをもとに1か月の日付を決める太陽太陰暦(旧暦)の8月15日の夜に見える月のことです。十五夜の月とも呼ばれます。

もともと旧暦では1年を3か月毎に分けて、1月〜3月を春、4月〜6月を夏、7月~9月を秋、10月〜12月を冬としていて、秋の真ん中にあたる8月15日を中秋とし、その日に見える月を中秋の名月として愛でるようになりました。

この中秋の名月を愛でる習慣は平安時代に中国から伝わったとされており、現在でも中国では中秋節として祝日とされ、重要な行事の一つとされています。
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中秋の名月=満月ではない!?

中秋の名月、つまり十五夜の日は必ず満月と思っている方もいるかもしれませんが、実はそうではありません。むしろ満月とは同日にならない年が多数を占めます。

旧暦は新月の瞬間を含む日を「○月1日」としていて、その14日後の夜が「中秋の名月」「十五夜」となります。

一方で月の満ち欠け(見え方)や「満月」は、月、地球、太陽の位置関係で決まるため、新月から満月までの日数は変動し13.9〜15.6日かかるので、旧暦15日とは合わないことも多くなります。

今年は中秋の名月の翌日にあたる7日(火)に満月の瞬間を迎えます。次に中秋の名月と満月が同日になるのは2030年ということになります。
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今年は土星も共演

6日(月)夜は、中秋の名月の近くに「土星」の姿も見ることができます。月がとても明るいため、0.6等の土星は少し見づらいかもしれませんが、お月見の際には土星も一緒に探してみてください。

なお、月と土星の最接近は6日(月)10時10分頃の予想のため、6日(月)未明から明け方も西の空で月と土星が近づいている様子を見ることができます。

▼6日の土星と月の時刻(東京)
沈む時刻 土星 04:30 月 04:13
昇る時刻 土星 16:41 月 16:41
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