フィリピンの東で台風発生予想 次に発生すると“台風21号”

2025-10-01 10:27 ウェザーニュース

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10月1日(水)9時にフィリピンの東で発生した熱帯低気圧について、気象庁は「24時間以内に台風に発達する見込み」と発表しました。次に台風が発生すると台風21号と呼ばれることになります。
▼熱帯低気圧 10月1日(水)9時
 中心位置   フィリピンの東
 移動     西北西 20 km/h
 中心気圧   1006 hPa
 最大風速   15 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 23 m/s
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進路予測Max最大10日先まで延長 進路確率も

日本への影響なし

今日1日(水)9時に発生したこの熱帯低気圧は、今後勢力を強めて台風に発達する可能性が高まってきました。

日本の南から華中・華南付近に張り出す太平洋高気圧の南縁に沿って西北西に進み、フィリピンのルソン島北部〜バシー海峡付近を通過して南シナ海に向かう予想です。その後はトンキン湾を指向し、中国の華南やベトナムに接近する可能性があります。日本への影響はありません。
ひまわり9号衛星雲画像ひまわり9号衛星雲画像
レーダー 風モード(ウィンドフロー)をアプリで見るレーダー 風モード(ウィンドフロー)

秋の台風は

平年の台風発生数
次に台風が発生すると、9月24日(水)に発生した台風20号以来で「台風21号」と呼ばれることになります。今月1つめの台風発生となります。

台風発生数の平年値を見ると、10月の台風発生数の平年値は3.4個で、まだまだ台風の発生しやすいシーズンです。また、上陸数の平年値は0.3個で、およそ3年に一度、本土への上陸があることになります。

秋の台風は発達して急速に北上してくることもありますので、今後も台風対策・大雨対策等を整えておくようにしてください。
秋台風はなぜ怖い? 進路や速さに注意 上陸時の勢力も強い傾向
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