約2週間ぶりに台風なし　日本の南の海上には新たな雲のまとまり

18日(木)に相次いで3つの台風が発生してから昨日まで日本周辺に存在していた台風は、20号が昨夜、熱帯低気圧に変わったことで、約2週間ぶりにゼロとなりました。

ただ、日本のはるか南の海上には複数の積乱雲がまとまりを見せ始めていて、引き続き熱帯低気圧や台風が発生しやすい環境が続いています。周辺の海面水温は30℃前後と、熱帯低気圧が発生するには十分な高さです。
ひまわり9号衛星雲画像ひまわり9号衛星雲画像

風の流れの解析を見ると、緩やかながらも渦を巻いていて、今後は熱帯低気圧としてまとまっていく可能性があります。コンピュータシミュレーションの計算では、少なくとも熱帯低気圧まで発達する可能性を示唆しているものが多く、台風まで発達してもおかしくありません。

明日から10月に入りますが、もうしばらくは台風シーズンが続く見通しです。
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