【西日本は局地的大雨と残暑・東日本は秋の気配】ウェザーニュース for business振り返り(2025/9/22〜9/28)

2025-09-29 09:53 ウェザーニュース

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西日本では南からの暖かく湿った空気の影響で局地的に激しい雨が降り、蒸し暑さが続きました。
一方、東日本・北日本は週前半こそ高気圧に覆われて秋の気配が感じられましたが、週後半は一転して暑さがぶり返しました。
9月22日(月)〜28日(日)の一週間をウェザーニュース for businessで振り返ります。

西日本:秋分の日を過ぎても続く残暑と大雨リスク

秋分の日を迎えても、西日本では夏を思わせる天候が続きました。
まず大雨の影響です。南から湿った空気が流れ込み、雨雲が発達しやすい状態が続きました。
24日には宮崎県で1時間に53mmの非常に激しい雨を観測。九州南部では道路冠水や河川増水の恐れがあり、一時避難指示が出た地域もありました。また、残暑も厳しく、福岡で33.2℃、大阪で30.0℃を観測。曇りや雨の日でも真夏日となり、蒸し暑さが続きました。
熱中症リスクが高い状態が続き、作業現場や人の動きに影響があった可能性があります。

東日本・北日本:週前半は秋の気配、週後半は厳しい残暑に

週の前半、東日本や北日本では高気圧に覆われ、秋の訪れを感じる陽気に。秋分の日である23日(火)には、東京都心で3日連続して最低気温が20℃を下回りました。昼間はカラッと過ごしやすいものの、朝晩との寒暖差が大きくなり、北海道遠軽町では20℃近い気温差を記録した日もありました。

ただ、週後半の26日(金)からは一転して暑さが戻ってきました。ウェザーニュース for businessの「熱中症危険度&警戒情報」では、関東など前日までに比べて、気温が急上昇となったため、注意喚起メッセージが表示されていました。

台風情報:3つの台風、日本への直接的影響はなし

週の半ばには、台風18号(ラガサ)、19号(ノグリー)、20号(ブアローイ)が同時に存在しましたが、日本列島への直接的な影響はありませんでした。
台風18号は中国へ、20号はフィリピンへ進み、19号は日本の東海上で迷走しました。沖縄の先島諸島や小笠原諸島では高波や強風の影響が続きました。
台湾や香港では記録的な大雨となり、浸水や洪水など大きな被害が発生しております。

台湾・香港の被害状況

【お知らせ】落雷リスクモニタリング機能強化

これまでの円形での監視に加え、送電線や鉄道路線など、インフラの形状に沿った自由な監視が可能になりました。
さらに、エリアに「作業中止エリア」と名前を付けて通知を受け取るなど、より高度な雷対策が実現します。拠点ごとに最適な設定を見つけ、リスク把握の精度向上にお役立てください。
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