2つの台風発生予想 進路に注意 次に発生すると“台風17号”、“台風18号”

2025-09-17 10:27 ウェザーニュース

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9月17日(水)9時現在、2つ存在する熱帯低気圧について、気象庁はそれぞれ「24時間以内に台風に発達する見込み」と発表しました。次に台風が発生すると、発生順に台風17号、台風18号と呼ばれることになります。
▼熱帯低気圧a 9月17日(水)9時
 中心位置   ルソン島
 移動     西北西 15 km/h
 中心気圧   1006 hPa
 最大風速   15 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 23 m/s

▼熱帯低気圧b 9月17日(水)9時
 中心位置   フィリピンの東
 移動     西北西 15 km/h
 中心気圧   1006 hPa
 最大風速   15 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 23 m/s
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フィリピンの東の熱低b 沖縄は影響に注意

今日17日(水)9時に発生したフィリピンの東の熱帯低気圧bは、今後勢力を強めて台風に発達する可能性が高まってきました。

北西に進んで22日(月)には沖縄の南に達する予想です。そのまま沖縄に直撃する可能性は高くありませんが、暴風域を伴う勢力に発達する予想で、先島諸島を中心に波や風、雨の影響がでる可能性があります。今後の情報にご注意ください。

また、さらに西進しながら南シナ海ではさらに発達して、香港などに荒天をもたらすおそれがあります。華南方面への渡航を考えていらっしゃる方は最新情報をご確認ください。
ひまわり9号衛星雲画像ひまわり9号衛星雲画像
レーダー 風モード(ウィンドフロー)をアプリで見るレーダー 風モード(ウィンドフロー)

ルソン島の熱低a 日本への影響なし

昨日16日(火)12時に発生した熱帯低気圧はフィリピン・ルソン島に上陸していて、今後台風に発達する予想ですが、バシー海峡から南シナ海へ西進する予想で、日本への影響はありません。

熱帯低気圧bが接近する前に、こちらが一足早く香港などに接近する可能性があるため、現地の台風情報にご注意ください。
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9月は台風の上陸が最も多い時期

平年の台風発生数
次に台風が発生すると、6日(土)に発生した台風16号以来で、発生順に「台風17号」「台風18号」と呼ばれることになります。今月3つめ・4つめの台風発生となります。

台風発生数の平年値を見ると、9月の台風発生数の平年値は5.0個で、8月に次いで一年の中で2番目に台風の発生が多い時期です。一方、台風の上陸数の平年値では9月が最も多く、本土への接近数も最も多い時期となっています。

本州方面にとっては例年9月が台風シーズンのピークとなりますので、台風対策・大雨対策等を整えておくようにしてください。
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