秋雨前線により雨の木曜日　西日本太平洋側を中心に強雨注意

本州付近に停滞する秋雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいて、昨日から雨が降り続き局地的に強雨や雷雨となっています。

昨夜から今朝にかけては、東北や北陸、近畿、東海などで雨が強まりました。

岐阜県八百津町のアメダス伽藍では2時05分までの1時間に75.5mm、静岡県御殿場市では2時43分までの1時間に74.0mm、京都府南丹市のアメダス園部では0時57分までの1時間に54.5mm非常に激しい雨をそれぞれ観測しました。
全国のアメダス降水量観測値・ランキング

7時現在、東北南部や北陸付近などに活発な雨雲がかかっています。福島県や新潟県には土砂災害警戒情報が、また以下の県に大雨警報が発表されています。

▼大雨警報発表県
山形、福島、群馬、新潟、富山、石川、静岡、鹿児島
警報・注意報の発表状況 履歴 今後の見通し

今日11日(木)は秋雨前線が昨日に比べるとやや南下します。新たな気圧の谷が進んでくる影響で、西日本の太平洋側で雨雲が発達しやすく、雨の強まる所がある見込みです。
実況・予想天気図実況・予想天気図

関東では日差しが届いても急な雨の可能性があり、特に午後から夕方にかけて雷やひょうを伴って激しい雨となるおそれもあります。出発時に雨が降っていなくても、傘をお持ちください。荒天が帰宅時間帯に重なる可能性がありますので、移動の際は空の変化にお気をつけください。

西日本、東日本ともに雷を伴った激しい雨になるおそれがあるため、道路冠水や落雷、土砂災害の発生などに注意をしてください。
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