東北や山陰など日本海側は前線の影響で激しい雷雨　道路冠水や土砂災害に注意

北海道の北を進む低気圧からのびる寒冷前線が、昨夜から今朝にかけて南下していて、東北地方や中国地方の日本海側のエリアを中心に雨を降らせています。

秋田県秋田市では7時03分までの1時間に40.0mmの激しい雨を観測しました。秋田市内のウェザニュースアプリ利用者からは激しい雨によって道路が冠水している報告も寄せられています。

また、山陰でも雨が強まっていて、鳥取県米子市では8時までの1時間に38.0mmの激しい雨、島根県松江でも7時30分までの1時間に27.0mmの強い雨を観測しました。

秋田県内や山口県内には、土砂災害警戒情報や大雨警報、洪水警報が発表されています。
全国のアメダス降水量観測値・ランキング。
警報・注意報の発表状況 履歴 今後の見通し

東北日本海側では今日の午前中が、山陰では午後にかけてが雨のピークになりそうです。

雷を伴った激しい雨により、道路冠水や低地の浸水などに注意が必要です。また、東北北部では昨日からの雨が降り続き、地盤が緩んでいるところがあるため、土砂災害発生のリスクも高まっています。河川や用水路の近く、急な斜面など危険なところには近づかないようにしてください。

前線は今日の午後にかけて本州付近を南下し、明日28日(木)は活動が弱まる見込みです。しかし、南からの湿った空気が流れ込む影響を受けやすくなるため、関東や西日本などでも雲が多く、雨が降る所がある見込みです。
現在の土砂災害危険度
実況・予想天気図実況・予想天気図

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写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）
しーーーんち さん
jimasan さん