午前中から局地的に雨雲が発達　午後も天気の急変に注意

西日本、東日本は高気圧に覆われてはいるものの、湿った空気が次々に流れ込んでいるため空気中の水蒸気量が多く、雲の多い天気となっています。大気の状態は不安定で、異なる方向の風がぶつかるなどのきっかけがあれば、雨雲が発達しやすい状況です。

朝は大阪市内で雨雲が急発達し、9時17分までの1時間には24.0mmの強い雨を観測しました。そのほか、東海や中国、九州などで雨雲の発達が目立っています。

午後は気温が上昇することで大気の状態はさらに不安定になり、関東を含む広い範囲で雨雲が局地的に発達する見込みです。活発な雨雲が通過すると1時間に30mm以上の激しい雨が降って、一時的に道路冠水などのおそれがあります。また、落雷や突風などの可能性もあるため、雲行きが怪しくなってきたら注意が必要です。
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