北海道で局地的に非常に激しい雨　落雷や突風にも警戒

連休最終日の今日17日(日)は、寒冷前線が北海道を通過しています。局地的には1時間に50mm以上の非常に激しい雨となっていて、道路冠水や落雷、突風などに警戒が必要です。

午後には道東や東北日本海側にも雨の範囲が広がるとみています。
雨雲レーダー雨雲レーダー

道北の一部には土砂災害警戒情報が発表中

オホーツク海に低気圧があり、そこからのびる寒冷前線が日本海から北日本に接近しています。前線に向かって南西からは暖かく湿った空気が流れ込み、前線付近では雨雲が発達している状況です

北海道天塩町では6時38分までの1時間に58.0mmの非常に激しい雨を、幌延町では7時57分までに39.0mmの激しい雨を観測しました。周辺地域には土砂災害警戒情報が発表中です。
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低気圧の東進に伴って、前線も東進します。午後は道東や東北日本海側でも雨の降る所が増え、特に東北では局地的に降り方が強まる見込みです。

強雨の時間は長くはないものの、1時間に30mm以上の激しい雨や、50mm以上の非常に激しい雨が降って道路冠水や河川の急な増水のおそれがあります。また、寒冷前線の周辺では大気の状態が不安定で、落雷や突風を伴う可能性もあるため、警戒が必要です。

津軽海峡周辺では風も強まるとみています。横殴りの雨によって視界が悪くなる可能性があるため、雨や風が強い間の無理な移動は控えるようにしてください。
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写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）
うめとかエルさん